令和7年2月27日(木)、八代市立東陽中学校の3年生を対象に、連携理科授業「エネルギー変換素材を使った実験」を実施しました。当日の講師は、八代キャンパスの森下功啓助教が務めました。
授業ではまず、いろいろなエネルギーについて説明した後、電子回路を組み立て、太陽光による発電実験を行いました。さらに、圧電素子を使ってダイオードを光らせる実験や、ペルチェ素子の実験も行いました。
ペルチェ素子の実験では、素子に電圧をかけると上半分が冷たく・下半分が熱くなるといったことや、素子の下半分をお湯に浸けた状態で上部に氷を乗せると電圧が発生するといった結果に、生徒たちは驚いた様子でした。
アンケートでは、「詳しく学び、実験などできとても楽しかったです。」「とても分かりやすくて面白かったです。なぜそうなるのかを学ぶことができ、良かったです。」「ペルチェ素子は発電もできていろんな用途に使われることが分かったので良かったです。」等の感想があり、多くの生徒が科学技術や理科に対する興味・関心が高まったようでした。