くま川教室で出前授業を実施しました。(10/28)

2024.11.06

令和6年10月28日(月)、久保田智特命客員教授が、八代市教育支援センター「くま川教室」の中学生10名を対象に出前授業「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」を実施しました。

授業では、まず物質の三態(固体・液体・気体)や沸点・融点の説明をした後、特殊な温度計を使って液体窒素が-196℃の超低温であることを確かめました。液体窒素にバナナを入れると凍って硬くなり釘を打てるようになることを実験しました。また、傘袋に入れた二酸化炭素ガスがドライアイスに、酸素ガスが青い液体(酸素)になることを体験しました。さらに液体酸素が磁石に結合することも確かめ、知らなかった現象に驚いていました。また冷却した超伝導体が磁石の上で浮き、反対にしてもピン止めされる不思議な現象も楽しんだようでした。