令和3年11月28日(日)、国技館にて「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021」全国大会が開催され、各地区大会で選抜された26チームがロボット製作・制御技術を競いました。
本校からは、九州沖縄地区大会で優勝した八代キャンパスAチーム、準優勝の熊本キャンパスBチーム、全国高専ロボコン実行委員会競技委員推薦枠として推薦された八代キャンパスBチームの3チームが全国大会に出場しました。
全国大会では、それぞれのチームがこだわって製作したロボットでパフォーマンスを行ない、3チームそろって協賛企業特別賞を受賞しました。応援してくださったみなさまに、お礼を申し上げます。
なお、全国大会の模様は、NHK総合にて12月25日(土)15:05~15:59に放送予定ですので、ぜひご覧ください。
高専ロボコン2021競技テーマ『超絶機巧(すごロボ)』競技課題
本大会は、『超絶機巧(すごロボ)』が競技課題となっており、各チームが「こだわりの技術」や「挑戦してみたい新しい技(ワザ)」を徹底的に追求し、「すごい!技のロボット」を製作し、2分間の制限時間で「このロボット、いいね!」「このロボット、欲しい!」「このロボット、すごい!」と思ってもらえる自由なパフォーマンスを披露するものです。
八代キャンパスAチーム「AquaMarine(アクアマリン)」
特別賞(マブチモーター株式会社)
3台のロボットがジャグリングやリボンなどを使ってメンバーと一緒にパフォーマンスを行ないます。大会では23番目に登場しました。
セッティングタイム中に1台のロボットがエラーを起こし、その後の調整が間に合わず、満足にパフォーマンスを披露することができませんでした。しかし、完全ではないものの玉乗りパフォーマンスを披露することができ、特別賞(マブチモーター株式会社)を受賞しました。
全国大会でトラブルにより披露できなかったパフォーマンスを、後日あらためて撮影しました。
熊本キャンパスBチーム「ゴリラ3(ゴリラサンジョウ)」
特別賞(東京エレクトロン株式会社)
ゴリラロボットがメンバーと一緒にバスケットボールのパフォーマンスを行います。大会では19番目に登場しました。
カメラを使ってゴールを認識する仕組みで、会場の強力な照明に対して十分に調整ができず、ゴールを見失うというハプニングもありましたが、1本シュートを決めることができました。全国大会に向けて搭載した背中の砲台シュートを披露できなかったのは残念でしたが、パフォーマンスを評価いただき特別賞(東京エレクトロン株式会社)を受賞しました。
八代キャンパスBチーム「RUN ONE わん!(らん わん わん!)」
特別賞(ローム株式会社)
犬型ロボットと犬小屋ロボットが連携して、高さの異なるハードルを跳び越えたり、宙返りするなどのパフォーマンスを行ないます。大会では17番目に登場しました。
ハードルジャンプでの落下で犬型ロボットが故障してしまいましたが、予備を使いハードルジャンプを成功させました。最後の宙返りは受け取りに失敗したものの、画像処理技術を使って難しい課題の解決に取り組んだことが認められ、特別賞(ローム株式会社)を受賞しました。
全国大会でトラブルにより披露できなかったパフォーマンスを、後日あらためて撮影しました。