令和元年度高専ハカセ塾開校式・始業式を実施しました。(6/8)

2019.06.12

令和元年6月8日 (土) 、有明工業高等専門学校において、令和元年度高専ハカセ塾開校式・始業式を実施しました。

本プログラムは国立研究開発法人科学技術振興機構「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、昨年度から有明高専、熊本高専 (熊本キャンパス、八代キャンパス) 、久留米高専の3高専4キャンパスで実施するもので、今年度は2期目となります。九州中央部の小学5年生から中学3年生を対象に、各高専各キャンパスで実施される自主プロジェクトや学外研修を通じて多様な科目を体験学習することにより、理数・情報分野に秀でた傑出した人材を育成します。

式典には多数の応募の中から選抜された受講生 (小学5年生~中学3年生) 、保護者、教職員等あわせて約160名が参加しました。受講生代表の挨拶では、小学生代表として佐賀大学教育学部付属小学校の古賀祐大さん、中学生代表として熊本市立東町中学校の草野立子さんが、高専ハカセ塾に対する意気込みを発表しました。

開校式後の特別講演会では、株式会社しくみデザインの代表取締役中村俊介氏をお招きし「楽しい“仕組み”の作り方」と題して、会社が取り組んできたメディアアートの取組について実例を交えて、ご講演いただきました。講演後の質疑応答では受講生からたくさんの質問がありました。

今後は各会場で活動しながら、サテライト授業や一泊研修、小・中学生ジュニア学会などの3高専4キャンパスによる交流イベントも実施していく予定です。