9/15(水)に熊本高専八代キャンパスにおいて、八代市工業振興協議会と本校(地域イノベーションセンター)の主催で「平成28年度 第1回 新技術セミナー」を開催しました。
今回の新技術セミナーでは、本校建築社会デザイン工学科の後藤 勝彦准教授により「熊本地震から建築が学んだこと」の題目で講演が行われました。また講演会の後、本校に最近導入された最先端の計測機器や工作機器の見学会も実施されました。
後藤准教授の講演では、過去の地震被害と日本の耐震設計との関係を解説するとともに、平成28年熊本地震により被災した建築物の構造被害を紹介し、熊本地震で建築構造が学ぶべきことについて解説がありました。
講演会の後に行われた設備見学会では、八代キャンパスに導入されている設備等の紹介が行われました。建築社会デザイン工学科の「ドローンによる上空からの構造物撮影の実演」、機械知能システム工学科の「ゲルマニウム半導体検出器波高分析装置(放射線測定装置)」、そして技術・教育支援センターの「5軸制御マシニングセンターおよび炭酸ガス二次元レーザ加工機、3Dプリンターの見学」の紹介や実演が行われ参加者は興味深く、熱心に見学をされていたようでした。
熊本高専地域イノベーションセンターでは、今後も地域企業、地域社会との連携を密にしていきながら、地域のイノベーションの推進に寄与していきたいと考えています。