本校、建築社会デザイン工学科磯田節子教授、下田貞幸教授らが日本工学教育協会「工学教育賞(論文・論説部門)」を受賞し、その授与式が8月28日に広島大学で開催された日本工学教育協会第62回年次大会で行なわれました。この賞はわが国の工学教育ならびに技術者教育等に対する先導的、革新的な試みによって、その発展に多大の影響と貢献を与えた業績を表彰するために設けられた賞です。その中で論文・論説部門は、工学・技術者教育等の分野における優秀な論文、論説の著者等に与えられるもので、今年度は3編が選出されました。
【受賞論文】
論文題目:社会を教室とする新しいエンジニア教育(工学教育61巻1号,pp. 106-112)
執筆者 :宮川英明、磯田節子、下田貞幸、内山忠
表彰理由:エンジニア教育に「社会を教室とする」という新しい考え方を導入し、学生を地域まで引き出してそこに存在する課題に取り組ませ、その評価をEQ値により定量的に評価している点で示唆に富んだ論文となっており、高い評価をえた。