熊本高専PBL・総合教育センターなどの主催で、8月19日八代キャンパスにおいて、第6回PBL利用教育に関する教員研修会 「学生の主体的な学びを目指して-Aalborg大学のProblem & Project Based Learning に学ぶ-」を実施しました。 デンマークのオルボー大学からPBLによる工学教育の専門家であるアネッティ・コルモス教授を招いて、世界のPBLの歴史、オルボー大学設立の背景と「オルボー PBLモデル」について講演してもらいました。 オルボー大学では、カリキュラム全体にPBL教育を取り入れており、学生の意欲を引き出すとともに、学力は、伝統的な教育手法のデンマークの他大学に比較しても、より身についており、退学率は低く、卒業までの就学年限も短くなっています。また、社会から求められる人材を育成しているとして産業界からも高い評価を得ています。 この研修会では、重要な項目だけに絞り、ゆっくりと話してもらいました。自由な雰囲気の中で、質問の時間も適宜設けて、質疑応答により理解を深めるように図られました。東京高専など外部参加も含め40名ほどの参加があり、参加者からの沢山の質疑とそれに対する応答を通して、カリキュラムへのPBL教育導入などについて全員で真剣に考えました。 |
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