5年土木建築工学科「建築設計演習」で茶の湯体験をしました(6/2)

2010.07.01 2010.08.10

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5年土木建築工学科「建築設計演習」の第一課題は、細川三斎が手を加えた八代城北の丸の茶庭(現松井神社)を敷地に、小間、広間、水屋などから成る茶室建築を設計する、という課題です。
細川三斎は信長に仕え猛将と呼ばれた一方、千利休の高弟で利休七哲とも呼ばれた茶人にして文化人でした。三斎が八代城に入城したのは1632年、以後八代に豊かな文化をもたらし、この八代の地にて荼毘に付されました。この三斎を顕彰するべく茶室を建設しようというのがこの課題の目的です。
6月2日(水)、数寄屋建築の専門家、茶道の専門家をお迎えして、学生が各自の設計の途中段階を発表し合う中間発表会を開催しました。その後、本キャンパスの茶室に移動し、茶道部にお点前いただき、学生全員が茶の湯の体験をしました。
その後、実際の体験を通してさらに各案が遂行され、6月29日(火)に最終講評会が行われました。

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茶の湯体験、学生作品(茶室起こし絵図)