去る10月24日(土)~25日(日)に、平成21年度九州沖縄地区留学生交流研修会が開催されました。この催しは、毎年、九州沖縄地区の高専に在籍する外国人留学生を対象として、学校の枠を越えた留学生交流研修会を実施しているもので、今年は、熊本高専(八代キャンパス)が担当し、留学生52名、教職員11名、計63名が参加しました。
留学生たちは、1日目のサントリー工場見学では、オートメーション化された、最先端の工業技術に触れ、通潤橋見学では、工作機械のない江戸時代後期に人力で作られた美しいアーチ型の水道石橋から放水されると、大きな歓声を上げていました。2日目は、阿蘇山火口で亜硫酸ガス発生のため急遽下山するなどのアクシデントに遭遇しましたが、築城400年を迎えた熊本城での本丸御殿の見学では、その豪華絢爛さに目を奪われていました。
久しぶりに再会した留学生たちは、互いに勉学や学生生活等について意見交換を行い、日本での留学生活を更に充実させるとともに親睦を深めた有意義な催しとなったようです。