令和6年12月13日(金)、熊本キャンパスにて、九州大学大学院芸術工学研究院の平井康之先生による講演会「インクルーシブデザインとコ・デザイン(共創)プロセス」を実施しました。本講演は、公益社団法人日本工学アカデミーと本校の主催により、アントレプレナー教育の一環として実施されたものです。
講演では、企画や開発の初期段階からユーザーを巻き込み、一緒にデザインに取り組む「インクルーシブデザイン」と「コ・デザイン(共創)」という手法についての説明があり、実際にこのプロセスを基に製作された「デジタル触地図」や「子育てサービスマップ」などの事例が紹介されました。
また、「こうあって欲しい未来」を「想像して創造できる」専門性と熱量をもつ「高度デザイン人材」は、これからの社会で必要不可欠な「クリエーティブ人材」であることについてもお話があり、講演会終了後には、質問した多数の学生に平井先生から貴重なアドバイスをいただきました。