令和4年12月25日(日)、東京工科大学蒲田キャンパスで開催された「中谷医工計測技術振興財団 令和4年度 科学教育振興助成 成果発表会」にて、本校が代表校として助成を受けた題目「高専生・小中学生による理科教育支援~高専サイエンス支援ネットと地域のネットワークを活かして~」の今年度の活動について、学生たちが発表しました。
今回の発表会に参加したのは、本校2年の内田彩乃さん・山田ゆりさん、北九州高専の江口柚花さん、都城高専の水元栄一さんの4名です。4名はオンライン上で資料作成や発表練習などの準備を行い、当日は協力しながらポスター発表をしました。
本助成の活動内容は、高専サイエンス支援ネット(※)や地域のネットワークを活用した小中学生向けの教育支援です。今年度は久しぶりに対面での大規模な実験工作教室を実施しましたが、本取り組みには高専生だけでなく、大学生や小中学生も運営スタッフとして参加しているため、準備ではオンライン会議を積極的に利用しました。また工作教室当日も、遠方の学生は現地参加学生と協力して遠隔でブースを運営するなど、遠隔技術を活用して活動してきたことを発表しました。
当日は自らの成果発表をするだけでなく、助成を受けた全国の高専・高校・中学校・小学校の発表を聞き、活発な意見交換をするなど、学生たちにとって非常に有益な経験となりました。
成果発表会の詳細は、以下の中谷医工計測技術振興財団のWebページにも掲載されています。
【外部サイト:中谷医工計測技術振興財団】 2022年の成果発表会を実施しました
https://www.nakatani-foundation.jp/news/seika2022/
※ 高専サイエンス支援ネットとは、2005年に八代高専(現 熊本高専八代キャンパス)が中心となって発足した、九州沖縄地区10高専による科学技術教育支援ワーキンググループを前身とする組織です。九州沖縄地区の高専が中心となって、小中学生への理科教育支援の広域活動を行っています。