令和5年1月26日(木)、八代市立坂本中学校にて、科学技術教育支援室の久保田 智 特命客員教授が、2年生1クラスに対し出前授業「調べよう! 見てみよう! 放射線実験」を実施しました。今回は普段の連携理科授業と異なり、実験も多く取り入れた2コマの授業を実施しました。
前半は、放射線の基礎知識を学習した後に、実際に実験を行ってその性質を調べました。ガイガーカウンターやシンチレーション式サーベイメータを用いて、放射線量と距離の関係、放射線の遮蔽(アルミ板・銅板・紙など)、放射線量と時間の関係などの実験をしました。
後半は、霧箱の原理の説明を行ない、ドライアイス冷却式の霧箱を用いた放射線の観察を行いました。放射線自体は見えませんが、生徒たちは閃ウラン鉱石やランタンのマントルから出てくる飛跡を観察して、放射線の存在を確認しました。