令和5年1月25日(水)、八代市立第五中学校の3年生2クラスを対象に、科学技術教育支援室の河﨑 特命客員教授、大河内 特命客員教授が「液体窒素を利用して物質の状態変化を見る」というテーマで出前授業を実施しました。
まず、物質は温度を下げると気体・液体・固体の順に変化すること、一定の温度で圧力を大きくすると気体が液体・固体に変化することについて説明を行いました。また、星の世界では超高密度になりうることも解説すると、生徒たちは興味深く聞き入っていました。
実験では、まず液体窒素の温度を温度計で測定し、生徒たちは液体窒素が超低温であることに驚いていました。次に、液体窒素の中に物を入れる実験を行いました。サザンカの花を入れると液体窒素が泡立ち、花がカチカチに凍り付いて手で握るとパリパリと割れる、風船を液体窒素の中に入れると収縮し、出すと変化しながら元に戻るといった結果に歓声が上がりました。生徒たちからは、「実験をしながら学ぶのが良かった」という感想がありました。
- 状態変化の説明
- 液体窒素の実験