第6回 高専ハカセ塾(八代キャンパス会場)
令和4年8月6日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第6回高専ハカセ塾では、「地震に関する実験と自由研究」を実施しました。
前半の実験講座の講義及び実習の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中助教が担当しました。地震についての基礎知識を学びながら、地震に関するいくつかの実験を行いました。1つ目の実験は、2種類の土を使った断層の実験で、断層のでき方について学習しました。2つ目は、竹ひごと粘土を使った実験を行い、高層ビルと一軒家の揺れの違いについて学習しました。最後は、高専生による演示実験やペットボトルを使った実験により、地震による液状化現象について学びました。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。夏休みに入り、自宅でできる実験や観察は各自で行い、高専では担当スタッフや学生メンターの助言を受けながら、各自の自由研究を進めました。
第7回 高専ハカセ塾(八代キャンパス会場)
令和4年8月11日(木・祝)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第7回高専ハカセ塾では、「自由研究」を実施しました。
今回は、実験講座は行わず、受講生が各自で行う自由研究の時間としました。受講生は担当スタッフごとに分かれて、担当スタッフや学生メンターの助言を受けながら、自宅で行った実験や観察の確認や分析を行い、さらに、自宅では実施しにくい実験なども学生メンターのサポートを受けて実施しました。12月の成果発表会や3月の小中学生ジュニア学会に向けて各自で進めていきます。
第8回 高専ハカセ塾(八代キャンパス会場)
令和4年8月20日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第8回高専ハカセ塾では、「電気と磁気の実験と自由研究」を実施しました。
前半の実験講座の講義及び実習の指導は、リベラルアーツ系理数グループの磯谷准教授が担当しました。まずは、モーターや発電機を利用して、フレミングの左手・右手の法則などの基本となる原理を学習しました。次に、各自でコイルを巻いてクリップモーターを製作し、スタッフのアドバイスも受けながら、全員がコイルを回すことができました。さらに、各自で製作したコイルを再利用し、紙コップスピーカーも製作しました。最後に、制作したスピーカーがマイクとして利用できることも実験を行いながら学習しました。今回の講座を通して、電流と磁界の不思議な関係について理解できたようです。
後半は、受講生が各自で行う自由研究を実施しました。夏休み中の最後の自由研究の時間ということで、実験に一区切りついた受講生は、今までに行った実験の分析も行いました。
第9回 高専ハカセ塾(八代キャンパス会場)
令和4年8月27日(土)、熊本高専八代キャンパス会場にて開催された第9回高専ハカセ塾では、「光について~ピンホール・レンズカメラ作り~と葉脈しおり作り」を実施しました。今回は、作業手順の都合から、2つの講座を変則的に実施しました。
まずは、葉脈しおり作りの前半を実施しました。葉脈しおり作りの講義及び実習の指導は、リベラルアーツ系理数グループの上土井教授が担当しました。全体の概要説明の後に、全員で外に出て学内のいろいろな葉っぱを採集しました。葉っぱの汚れを落とし、水酸化ナトリウム水溶液で煮込んでいきましたが、煮込む時間が長く薬品も使用することから、スタッフが担当し、その間にもう一つの講座を実施しました。
2つ目の講座は、NITKボランティアサークルによる実験工作教室「光について~ピンホール・レンズカメラ作り~」を実施しました。光の反射・屈折などの基本的な性質を学習した後に、1つでピンホールカメラとレンズカメラの2つが楽しめるピンホール・レンズカメラを作成しました。作成後は、外の景色をピンホール・レンズカメラで覗いてみました。
最後は、葉脈しおり作りの後半を実施しました。煮込んでいた葉っぱを取り出し、筆で葉肉を落とし乾燥させ、ラミネートシートに挟み飾りをつけて、オリジナルの葉脈しおりを作成しました。NITKボランティアサークルによる実験工作教室の講座は、オンラインでも配信し、高専ハカセ塾有明高専会場の受講生も参加しました。