高専ハカセ塾3高専(4キャンパス)合同研修を実施しました。(9/4)

2021.09.10

令和3年9月4日(土)、本校(熊本キャンパス・八代キャンパス)と久留米高専、有明高専をオンラインで繋ぎ合同研修を実施しました。受講生は、各会場または自宅から参加しました。

研修前半では、事前課題として受講生が取り組んだ「マシュマロチャレンジ」のまとめ動画を視聴しました。各自、工夫を凝らしたパスタのタワーは大変興味深く、受講生へのインタビューでは「トラス構造」や「ハイパーボリック構造」という言葉も出てきました。オリジナルルールでの実施ではありましたが、今までの世界記録99㎝を超えるタワーを作った受講生が3名おり、高さランキング上位や工夫された作品に対して表彰を行いました。また、製作時の工夫点などをインタビューしました。

後半の特別講演では「久留米からくり振興会」の皆様にご協力頂き、からくりに関する講演と実演をしていただきました。

久留⽶の発明家、⽥中久重の作ったからくり⼈形「茶運び⼈形」、「⼸曳童⼦」、「⽂字書き⼈形」の他、多数の作品を紹介して頂きました。からくり⼈形は単なるおもちゃではなく、この技術が⽣活に結びつき、近代技術の基礎につながっているとの解説がありました。講演の最後には活発な質疑応答が⾏われました。