日本鋼橋模型製作コンペティション「Japan Steel Bridge Competition 2021(JSBC2021)」は、全国の大学・高専に所属している学生が鋼材を用いた橋梁を設計・製作し、そのデザインや構造性能を競う大会です。コロナ禍の中での大会として2021年大会(JSBC2021)はオンラインで開催され、建築社会デザイン工学科の5年生6名が参加しました。出場した大学・高専は16校20チームで、高専からの出場は熊本高専の1校のみでした。
このコンペには、建築社会デザイン工学科5年生の「土木設計演習Ⅱ」の授業の中で社会デザインコースの20名が設計を行い、20橋の案から選出された新開力太君の「はしGO」を代表模型として製作し、設計者の新開君を代表とする6名のチームを編成し参加しました。架設競技と美観競技は動画による審査となり、載荷競技は各校をオンラインで繋いで実施されました。様々な工夫を盛り込んだ結果、架設時間は8分34秒、重量は26.28kg、100kgの錘を載荷した時に2.53mmのたわみとなりました。その結果、下に示すように各部門で上位入賞を果たしました。いずれの部門でもよく健闘していました。
出場校
京都大、九州大、名工大、岐阜大、鳥取大、日本大、福井大ほか
成績
架設部門:3位 構造部門:6位 美観部門:12位 総合成績:5位
- 3D CAD(SolidWorks)での設計
- 鋼材の加工
- 仮組と試験載荷
- 塗装
- 架設競技
- 載荷競技