八代市立坂本中学校で状態変化の連携理科授業を実施しました。(2/20)

2018.02.23

 平成30年2月20日 (火) 、八代市立坂本中学校で2年生と3年生の2クラスを対象に、「液体窒素を利用した状態変化と超伝導」のテーマで共通教育科 東田准教授が連携理科授業を実施しました。
 授業のはじめに状態変化や液体窒素の説明および注意事項を伝えた後に、液体窒素を使って実際に実験・観察を行いました。特に、ランの花びらが液体窒素に入れると天ぷらを揚げるように泡立ち取り出すとガラスのように硬くもろくなることに驚いていました。また膨らんだ細長い風船を液体窒素に入れると気体が全くないかのように扁平になり、その風船を空気中に取り出してみるとくねりながらしだいに膨らむ様子を興味深く観察していました。さらにプラスチックボールも液体窒素中では固くなり、床に落とすと割れて大きな音を出して四方に飛び散る様子に驚きの歓声が上がりました。
 アンケートでは、「自分の想像以上に面白くて、いろいろなことに興味が持てる良い体験になった」、「花がガラスの様になったり、風船が縮んだりして、とても面白い授業でした」などの意見がありました。

  • 温度による状態変化説明
  • 液体窒素の温度測定
  • 花などを凍らせて取り出す