熊本高専「KNIT Student Project Showcase 2024 (学生活動発表会)」を実施しました。(2/27)

2025.03.11

2025年2月27日(木)、八代キャンパスにおいて、学生活動発表会「KNIT Student Project Showcase 2024 (KNIT-SPS2024)」を実施しました。本会は、学生が2024年度の1年間に行った取り組みの成果を発表する場として企画したものです。

イベントは、第1部のポスターセッション(ファーストインプレッション=全貌を概観する)、第2部の口頭発表、第3部のポスターセッション(発表と質疑応答)、第4部の講演会、第5部の表彰・閉会式という構成で、丸1日をかけて実施しました。対面・オンラインのハイブリッド形式で開催したことで、行政・他高専・専門家・地域の方・企業・マスコミなどの皆様にご参加いただき、発表者・聴講者あわせて約550人が参加する大規模イベントとなりました。

学生たちは1年間、様々な地域課題や環境問題(SDGsや脱炭素)に関する多様なテーマに取り組んできました。八代キャンパスからは、2〜4年生の約80グループが授業科目「リベラルアーツ実践」で活動した成果を発表したほか、個人や有志グループによる活動報告も行いました。さらに、熊本キャンパスや、佐世保高専の有志学生による活動報告も併せて行われました。

選考の結果、本年度の最優秀賞は、い業振興に取り組んだグループ「いぐさでいくさ!」が受賞しました。

さらに当日は、一般社団法人笑ってMeから講師として落語家のピン芸人かけるさんをお招きし、人を傷つけない笑いを考えるための講演会「落語de教育授業」を実施しました。参加者にとって、適切なコミュニケーションとはなにかを学ぶ貴重な機会となりました。

参加した学生たちは、地域社会の一員として自ら選出したテーマに、高専ならではの知識や技術を活かして取り組んできました。本会は、その成果を発表し、質疑応答や意見交換を行うことで、学生たちが自らの活動について改めて考える場となりました。

学生たちは、課題には複数の問題が複雑に絡み合っていることや、取り組みには人々とコミュニケーションをはかることが必要であること、課題解決の答えはひと通りではないことなどを、失敗もしながら経験し、実感を深めて成長していきます。学生活動は、地域・企業・行政等の様々な人々との関わりなく進めることはできません。皆様方の温かいご支援に感謝するとともに、次年度以降についても、ご支援・ご協力をお願いいたします。

  • 開会式
  • 八代キャンパス口頭発表
  • 熊本キャンパス口頭発表
  • ポスターセッション
  • ポスター発表の様子
  • 講演会「落語de教育授業」
  • 授賞式
  • 授賞式
  • 集合写真

【外部サイト:佐世保高専】熊本高専KNIT Student Project Showcase 2024(学生活動発表会)へ参加しました
https://www.sasebo.ac.jp/ge-articles/44362/

【外部サイト:一般社団法人笑ってMe】
https://lauqhter.com/

本件についての記事が、熊本日日新聞に掲載されました。下記リンクより記事のPDFファイルを閲覧いただけますので、是非ご覧ください。

熊本日日新聞 (令和7年3月3日付13面)
「とぴっく=熊本高専八代キャンパス学生活動発表会」(PDF:220KB)

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