令和7年1月21日(火)、熊本県立八代中学校にて、2年生の2クラスを対象に、連携理科授業「霧箱による放射線の観察実験」を実施しました。当日の講師は、生産システム工学系の小田明範教授が務めました。
授業では、まず放射線の基礎知識を学習し、放射線が医療や工業分野で幅広く応用されていることを学びました。さらに実験で部屋の放射線量を測定し、線源と検出器の間に鉛板を置くことで放射線が遮蔽されることを確かめました。
また、霧箱の原理を学習したうえで、霧箱にセットした線源からの放射線の軌跡を観察すると、生徒たちは目に見えない放射線が可視化されたことに感動した様子でした。今回の体験を通し、放射線について興味深く学習できたようです。