平成31年4月26日(金)、熊本高専八代キャンパス合同講義室にて(一社)熊本県工業連合会と本校主催の「新・閃きイノベーション2018」の発表会を開催しました。
「新・閃きイノベーション」とは、平成22年から行ってきた「閃きイノベーション」を発展させた、「教育」+「地域」+「研究」の総合的な実践プログラムの一つで、平成29年度から実施しています。
従来のプログラムは、企業のもつ技術や特長を生かして新製品の提案を行うアイディアコンテストの形式でしたが、一歩進めて、企業で実際に問題になっている現実の課題の中から、本校の学生が解決できるものを選び、学生が授業の一環として、解決法を考え、プロトタイプの作製やシミュレーションを実際に行い、その結果を報告するという「社会実装型」に展開しています。
今回は、建築社会デザイン工学科、機械知能システム工学科、情報通信エレクトロニクス工学科の学生ら7グループが発表を行い、建築社会デザイン工学科の学生グループによる課題製作物については会場に展示もされました。
本発表会へは出題企業5社を始め、(一社)熊本県工業連合会会員企業、本校学生、教職員など約170名(OB 3名含む)が参加し、学生が提案するアイディアに対して活発な意見交換が行われました。