4月10日(水)の本科5年生のコミュニケーション論の授業において講師 吉原 広登 氏(メディア総研株式会社「高専生のための合同会社説明会」事務局)によるキャリア講演会を実施しました。演題は「『受かるかどうか』よりも遥かに大事なこと」です。
終わってから学生達から自然と拍手が生まれるほど、学生たちの気持ちの奥にまで届いた言葉の数々でした。講演の内容が進路を決めて行動する時期に合うと、当事者意識が生まれ、構え方が違ってくるのだということを目の当たりにできました。「覚悟を決める」という言葉が、これまでの自分を振り返り今後の生き方を考えるうえで印象的な言葉として残ったようです。
学生の感想
「行きたい会社に行くこと」
私は、進学を考えている。しかし、それを考えるうえで最も大切なことは本当に自分のしたいことができるところに行くことだ。そして、自分の志望動機を明確に伝えられるようになることだ。面接の時間は非常に限られており、その短い時間で自分自身の魅力を伝えなくてはならない。そんな中で、志望理由書は大きな情報源である。これから複数の大学受験を控えている中で、各大学をもう一度見つめなおし、自分の意思を伝えていきたい。
「面接官へ質問する」
今日の講演をきいてとてもためになることがたくさんあった。まず、企業をしっかり調べて選んだのかという話だが、私自身勧められて調べて決めた企業であった。しかしまだ調べ足りてないと今回はよく思わせられた。また、私は面接に不安を感じていたが、もし質問されて失敗したとしても最後の質問はありませんかという問いで逆転できるかもしれないという話を聞いた時には少しその不安がなくなった。そのため今回の講演はとてもためになったと思う。
「『覚悟』を決めてください」
自分は進学希望だが、今後絶対かかわることなので、真剣に聞くことが出来た。今回の講話の中で感じたのは、面接相手にいかに自分がこの会社への気持ちがあるかを伝えることが大事かということだ。自分が何のためにこの会社でこの役職について働くのか、ということをしっかり理解しないといけない。そしてこれから先の自分が忘れないようにメモを残しておこうと感じた。