令和6年12月21日(土)、福島県の楢葉遠隔技術開発センターで開催された第9回廃炉創造ロボコンに、熊本キャンパスA、Bの2チームが出場しました。
福島第1原子力発電所廃炉を進めるための燃料デブリサンプル回収ロボットを開発し、資材搬入口を通過、60度の急勾配の階段を下り、デブリ回収してスタート地点まで戻るという難易度の高い競技でした。
Aチームは、特徴的なデブリ回収機構を備えたクローラー型ロボットで、デブリ回収地点まで到達したものの、回収機構の動作不良で競技続行を断念しました。
Bチームは、2つのクローラーを直列に接続したへび型ロボットで、デブリを回収し、階段を上り始めたところで競技時間の10分をオーバーしてタイムアップとなりました。
しかし、両チームとも課題達成のためのアイデアを実現し、ロボットの持つ性能を十分披露し、Aチームはビーエイブル賞を、Bチームは日立GEニュークリア・エナジー賞を、それぞれ受賞することができました。