令和4年12月11日(日)、(一財)KICA京都国際文化協会 主催の「第45回(2022年度)KICA日本語エッセイコンテスト」にて、4年生のベン・ユセフ・エミラさんが、優秀賞を受賞しました。
コンテストでは、「わたしの京都」をテーマとするエッセイが募集されました。エミラさんの作品「未来の京都」は留学生向け科目「日本語II」の課題として執筆したもので、一次書類審査により、全国の応募作品から優秀作品5篇のうちの1篇に選出されました。
その後、12月11日(日)に京都市国際交流会館で実施された口頭発表会での最終プレゼンの結果、エミラさんの作品は優秀賞を受賞しました。
受賞者:エミラさんのコメント
「エッセイコンテストに優秀作品に選ばれたことは、とても誇らしく思います。実は、日本語で長い文章を書くことは、日本語がそんなに良くないと常に思うので、最初は無理だと思いましたが、道本先生が私のスキルを信じてくれたので、挑戦してみようという気持ちでコンテストに応募したのです。だから、受賞した時は、自分の日本語能力が高まってきているという事がわかったので、2年間の努力の結果とも思います。これからも、夢を目指して、日本語も勉強も頑張っていきたいと思います。」
「日本語II」担当教員:道本先生のコメント
「来日時点では日本語学習歴が皆無に等しかったエミラさん。来日半年後の昨年4月より日本語指導に携わっていますが、稀に見る負けず嫌い精神と努力でこの1年半で驚くほど日本語を上達させました。今回の優秀賞受賞もその努力の賜物だと思います。今後もたゆまぬ努力で自身の夢の実現に向かって前進していくことを期待しています。」
エミラさんをはじめ、本校の留学生たちは自分の夢を叶えるために言葉のハンデを乗り越えて様々なことに挑戦しています。留学生たちの今後が大いに期待されます。
なお、エミラさんのエッセイ作品「未来の京都」はKICA京都国際文化協会のWebサイトに掲載されていますので、ぜひご覧ください。
【外部サイト:一般財団法人 KICA京都国際文化協会】https://kicainc.jp/
- 最終プレゼンの様子
- 受賞者のエミラさん