令和4年10月30日(日)、合志市総合センター ヴィーブルにて、高専ロボコン九州沖縄地区大会が開催されました。高専ロボコンは3年ぶりの対戦競技・対面での地区大会開催となり、本大会には九州沖縄地区10高専の計20チームが参加して、ロボット製作・制御技術を競いました。
本大会の競技課題は「ミラクル☆フライ ~空へ舞いあがれ!~」で、自作した紙飛行機をロボットが飛ばし、5か所の円形スポット、2か所の縦長滑走路、2種類の筒型ベースの中にランディングさせ、2分30秒の競技時間での得点を競います。
本校からは、両キャンパスそれぞれ2チームずつ、計4チームが参加し、熊本キャンパスBチームが特別賞(セメダイン株式会社)、八代キャンパスBチームが特別賞(本田技研工業株式会社)を受賞しました。
また、決勝トーナメント準決勝まで進んだ八代キャンパスAチームは、プッシュして放たれる紙飛行機の美しい飛行を評価され、全国大会への出場権を得ました。
熊本キャンパスAチーム「とびだせ!スイカキング!」
熊本の名産スイカを模したロボットを製作しました。試合開始と同時に丸いスイカが8つに割れて、ロボットが回転しながら8つの投射機構の各々から紙飛行機が投射されます。
予選ブロック2試合ではマシントラブルなどで、残念ながら紙飛行機を8つ連続で投射することはできませんでした。
熊本キャンパスBチーム「飛ばす!落とす!五点集中連続砲火X」
高得点のベースBを集中的に狙うことをコンセプトに、射出機構と紙飛行機の形状、飛び方を大会直前まで調整を繰り返しました。
予選ブロックでは、紙飛行機を連続射出してベースBを狙うことができました。
八代キャンパスAチーム「fourtress(フォートレス)」
4つのプッシュ式射出機構(スライダクランク型×1、ラックピニオン型×3)を有し、製作・管理に徹底して拘った紙飛行機を射出します。
予選Aグループを勝ち上がり、全体3位で決勝トーナメント準決勝まで進出しました。
八代キャンパス Bチーム「Clark.Y(クラーク・ワイ)」
3つのローラー式射出機構とリボルバー装填のベルト式射出機構を持ち、大量連続射出と一点集中射出を両立したロボットです。
予選Cグループ第3試合の久留米Bとの対戦では、円形スポット3か所と筒形ベースAに飛行機を着地、2つの機構での得点を成功させました。