高齢者人口の増加に伴って、シニアの生き方や価値観にも変化が見られ、介護・福祉の分野では、多様化するシニアのライフスタイルに合わせた利便性と安全性、スマートなデザイン性を兼ね備えた製品やサービスが求められています。また、シニアに限らず、身体機能や感覚機能に衰えや障害がある人でもスポーツやレクリエーション等を自由に楽しめるシームレスな社会を実現することは、QOL(生活の質)向上のための重要な要素です。ウェルフェアデザインコンテストは、医療ネットワーク支援センターが開催しているコンテストで、介護・福祉分野、デザイン分野と連携し、誰もが健康的で豊かな人生を享受できる社会の実現を市民と共に考えるきっかけとしており、今年度で4回目を迎えます。
今回のウェルフェアデザインコンテストにおいて、制御情報システム工学科3年 桑本大地君が奨励賞(インフラストラクチャ部門)を受賞しました。
受賞コメント
このたびは、第4回ウェルフェアデザインコンテストにおいて奨励賞をいただき、誠にありがとうございました。私事ではありますが、2年ほど前に交通事故に遭い、左親指を骨折したことがありました。そのときの経験がシャワーフックアームのアイデアに活かされたと感じています。今回頂いた賞を励みに一層努力していく所存です。
奨励賞
『シャワーフックアーム』 熊本高等専門学校 桑本 大地 (インフラストラクチャー部門)
受賞作品は、3月18日(土)~3月31日(金)の間、東京都新宿区にある国立国際医療研究センター病院のアトリウム・ホールで展示されています。
ウェルフェアデザインコンテストホームページ (http://wel-con.org/)