令和8年3月15日(日)、熊本キャンパスにて、eスポーツ同好会主催の「ゲーマー農業フォーラム」を開催しました。本イベントは、同好会の学生たちが1年をかけて企画。スマート農業とeスポーツの親和性を探求し、地域農業の課題解決や若者の新しい関わり方を提案する場として実施されました。
第一部では、最新テクノロジーを活用した「攻めの農業」を体感するブース形式の体験会を行いました。
開発企業協力のもと、実際のコントローラーを使用して画面越しのロボットを操作。ゲームの操作技術が実社会の作業に直結することを体感しました。
室内ドローンサッカーを通じて、農業用ドローンにも通ずる精密な操作技術を体験。また、操縦シミュレーターにより、安全に基本操作を学習する環境を提供しました。
屋外用の大型ドローンや高専で開発中のスマート農機も会場に並び、技術がどのように農業を支えているのかを、展示を通じて紹介しました。
eスポーツ業界と農業の第一線で活躍する専門家を招き、ゲーマーの農業への活用やスマート農業・IT技術の必要性などについてパネルディスカッション形式で議論を深めました。
スキルの転用性:eスポーツで培われる「空間把握能力」や「マルチタスク管理」が、スマート農業機の操作にどう貢献するか。
持続可能な農業:深刻な少子高齢化に直面する農業界の課題と、テクノロジーによる効率化の可能性。
環境保全と多面的機能:地域産業を支える「地下水涵養(かんよう)」など、農業が持つ環境保全機能の重要性。
「誰もが、自分にできる範囲で農業に関わる未来」の構築について活発な意見が交わされ、参加者にとっても農業のイメージを刷新する機会となりました。
本イベントは、学生たちが企画立案から協力企業との折衝、当日の進行・司会、広報活動までを主体となって行いました。外部コーチのサポートを受けつつ、1年間の活動の集大成としてやり遂げた経験は、社会スキルの向上とともに大きな自信に繋がりました。

