活動報告
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活動報告

Activity report

東陽小学校で出前授業を実施しました。(3/10)

じしゃくのふしぎ コイン選別機 2・3年生対象

2・3年生を対象に、磁石の性質を学ぶ「じしゃくのふしぎ」をテーマとした出前授業を実施しました。今回は、磁石を利用して硬貨を選別する「コイン選別機」の製作に取り組みました。

本校では、身近な科学現象への理解を深める学びの場を小学生へ提供することを目的に、地域への出前授業を継続して行っています。今回は、磁石がどのように金属へ働きかけるのかを体験的に学べる内容としました。

授業ではまず、磁石を敷き詰めた板と通常の板にそれぞれ1円硬貨を置き、傾けた際の滑り方の違いを観察しました。磁石にくっつかない1円硬貨が磁石を敷き詰めた板の上をなかなか滑り落ちない様子を見て、みんな不思議そうな顔をしていました。さらに10円硬貨、50円硬貨でも実験し、硬貨の種類によって滑り落ちる速度が変わることを確認しました。

その後、児童が協力しながらコイン選別機を組み立てました。1円硬貨、10円硬貨、50円硬貨が分かれるよう、硬貨を滑らせる角度やコップの配置を試行錯誤しながら調整していました。完成後は、実際に硬貨を流しながら、狙いどおりに分かれる様子を楽しんでいる姿が印象的でした。

私たちの生活と電気 6年生対象

6年生12名を対象に「私たちの生活と電気」をテーマとした出前授業を実施しました。講師は、基幹教育部門 理数総合科学分野の磯谷嘱託准教授が務め、身近な機器に使われる電磁石の仕組みを体験的に学ぶことを目的としました。

授業の前半では、磁石と電磁石の基本的な仕組みについて解説し、電流・磁界・力の関係を示すフレミングの法則を紹介しました。

続いて、クリップモータづくりに取り組みました。エナメル線を巻いてコイルを作る工程や、紙やすりで被覆を削る作業など、細かな作業が多く難しさもありましたが、試行を重ねることでコイルが回転する仕組みを確かめることができ、全員が動作を確認できました。

後半は、コイル・磁石・ペットボトルを使った「ペットボトルスピーカー」の製作を行いました。前半でコイル巻きを経験したこともあり、児童は落ち着いて作業を進めていました。完成後、自作スピーカーから音が出ると驚きや喜びの声が聞かれ、電磁石の応用を実感する様子が見られました。

今回の活動は、電気の基礎から応用までを体験的に学ぶ機会となりました。児童が自ら組み立てた装置を通して、身近な技術の仕組みに関心を持つきっかけにつながることが期待されます。