令和7年1月8日(水)、人間情報システム工学科4年生の授業「組込みシステム」の一環として、ルネサスエレクトロニクス株式会社エンベデッドプロセッシンググループの 濱田正一 氏による特別講義を実施しました。
ルネサスエレクトロニクス株式会社は日本を代表する半導体製造メーカーであり、授業の演習で使用しているマイコンボードにも、同社製のマイクロコントローラー (MCU: Micro Controller Unit) が搭載されています。講義では、半導体製品が幅広い分野に利用されていて、それを組込んだ製品がどのような工程で製作されているか、またどのような技術が利用されているかなど、実機によるデモを交えながら解説していただきました。
参加した学生からは、「私たちの生活の身近なところに半導体製品が使われていて、非接触のタッチセンサーやAIを活用した音声認識など最新の技術が組込まれていることに驚きました。」などの感想が聞かれました。
本授業を担当する人間情報システム工学科の島川学教授は、「半導体製品は我々の生活を豊かにするためには不可欠であり、それを活用できる技術者が今後さらに必要とされてくる。最新の技術動向を知ることは学生にとって刺激となるので、第一線で活躍している技術者を招待して講義をしていただく機会を増やしていきたい」と述べています。