令和3年9月23日(木)、熊本高専八代キャンパス会場にて第11回高専ハカセ塾を実施しました。今回は、前半・後半で2つのテーマの講座を実施しました。
前半の講座は「地震・断層・液状化の実験」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系ACグループの脇中先生と研究室の2名の学生が担当しました。地震についての基礎知識を学びながら、まずは、2種類の土を使った断層の実験を行いました。次に、高層ビルと一軒家の揺れに違いについて、実験を行いながら学習しました。最後は、地震による液状化現象について、学生による演示実験やペットボトルを使った実験により体験しながら学びました。
後半の講座は「放射線を見てみよう!」というテーマで、講義及び実験の指導は、生産システム工学系MIグループの小田先生が担当しました。まずは、各グループでドライアイスの上に簡易霧箱を載せて、ウラン鉱石から出るアルファ線などの飛跡を観察しました。実験室を暗くしてLEDライトの光を当てると、飛行機雲のような線がいくつも見えました。次に、実験室を移動して,放射線の基礎知識を学んだ後に、身近にあるいろいろなものから出る放射線を測ってみました。
今回の講座は、Zoomによる配信も行い、高専ハカセ塾の他会場の受講生やスタッフなど11名も視聴し、チャットでの質問もありました。