平成29年12月23日(土)、八代キャンパスにおいて公開講座「放射線測定実習と放射線飛跡の観察」を実施しました。
午前中は、放射線や原子力等についての事項の説明があったのち、ペルチェ素子冷却型・高温拡散型霧箱によるα線の飛跡の観察を行ないました。また、簡易型霧箱を自作し、閃ウラン鉱やマントルガスを用いて放射線の飛跡の観察を行いました。
午後は、シンチレーションサーベイメータによる学内を散策しながらの自然放射能の測定、ゲルマニウム型半導体核種分析装置等の幾つかの測定器による放射線測定を体験しました。また、拡張現実 (AR)技術を用い、放射線の種類による透過の違いなどの説明を受けました。
受講者には、放射線や放射線防護について学習していただけました。