令和7年5月19日(月)、COMPASS5.0半導体分野拠点校の熊本高専熊本キャンパスで開講している「半導体工学概論」の授業の一環として、株式会社 プリバテック様から講師をお招きし、出前授業が行われました。
半導体の設計(デジタル設計・アナログ設計)をテーマに、半導体の製造企業に渡すデータの設計について、また、データを作ったあとに不良品が入っていないかのテストの方法などの講義をしていただきました。
本講義は、COMPASS5.0半導体分野の実践校にもリアルタイム配信され、複数実践校の教職員・学生も聴講させていただきました。
受講後の学生のアンケートでは、
・授業でverilogをやっているが、今までこの言語がどこで使われているのか想像も出来ず、廃れた技術だと思っていた。しかしこの講義を通して、全然そんなことはなく、むしろ半導体を設計する上で重要な技術だと知れて、すごくためになった。
・半導体の設計のミスをなくすためにすごく丁寧に検証をしていることを初めて知りました。半導体の中身のフリップフロップが私たちが習った計算機工学と繋がっていて半導体をより身近に感じられました
といった声がありました。
また、講義終了後も、数名の学生が講義室に残り、授業内容について活発な質疑応答が行われました。
今回の講義をご担当いただきました株式会社 プリバテックの皆様、学生のために貴重なお話をありがとうございました。この場を借りて、心から御礼申し上げます。
![]() |