お知らせ

【熊本高専】キオクシア様による出前授業が行われました

 令和7年7月22日(火)、COMPASS5.0半導体分野拠点校の熊本高専熊本キャンパスで開講している「半導体工学概論」の授業の一環として、キオクシア株式会社様(外部サイトへリンクします)から講師をお招きし、出前授業が行われました。

 講義では、半導体メモリについてお話しいただきました。また、講義前後にそれぞれクイズを出題いただき、理解度を高める形式で授業が進められました。

 本講義は、COMPASS5.0半導体分野の実践校にもリアルタイム配信され、実践校の教職員、学生が聴講させていただきました。


 受講後の学生のアンケートでは、

・メモリそのものも、簡単な論理回路の組み合わせで作れるというのが分かりやすかったです。メモリシステムの作りについては全く知らなかったので、安価で速度をある程度保てる技術に感心しました。

・AIとか量子コンピュータとか漠然とした雰囲気でしか知らなかったけど、少し違った観点から知れた感じがした。量子コンピュータが量子演算機になって従来のコンピュータと協力するのは、面白いなと思った。

・メモリの構造と聞いても、授業で習っただけであまりピンと来なかったが、機能の基本的な構成を理解すれば、ロジックやメモリもトランジスタを使った論理回路などで実装できるというのが、基礎を理解すれば意外と簡単なものだということがわかった。

等の感想がありました。

 昨年度に引き続き今回の講義にご協力いただきました講師様、学生のために貴重なお話をありがとうございました。この場を借りて、心から御礼申し上げます。