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お知らせ

【有明高専】専攻科のサーキットデザインの授業が順調に進んでいます

有明高専では、専攻科科目「サーキットデザイン」の授業が実施されています。

関連記事:2023.11.10【有明高専】専攻科科目「サーキットデザイン」が実施されています


今回の授業では、オンライン参加の熊本高専(熊本キャンパス、八代キャンパス)学生を含めた20名が、2日間でデジタル・アナログ集積回路の回路設計とレイアウトの体験をしました。
  2023年11月24日(金) デジタル⇒CMOSインバータ
  2023年12月1日(金)   アナログ⇒演算増幅器(オペアンプ)
 ※授業内容はこちらをご参照ください
 ※毎回の課題は授業で使った資料を使って、自分で動画・音声で説明をするというインストラクター養成を意識しています。

 

〇●〇授業の様子〇●〇

日頃、ICLabで半導体・集積回路設計をしている、有明高専専攻科1年生の道音洸樹さんが講師役となって同級生に教えてくれています。
伝えたいこと(半導体の縦構造・ツールの便利な使い方・設計の仕方 etc.)が沢山ありすぎて、講師が大変だということを実感してくれました。資料も演習データも自ら作り、最初から最後まで同級生と協力しながら楽しんでいました。

サーキットデザインの醍醐味は“楽しむ”ということだと思います。
難しいものを難しく伝えるのは簡単なのですが、難しいものを簡単に教えるのは大変。

多世代・早期の半導体・集積回路教育⇒「サーキットデザイン教育」、講師・受講者、共に、楽しさを伝えることができる演者となれるように、工夫しています。


授業スライド


講師役の専攻科1年生
道音さん

授業風景

エラーで苦戦する学生


時には講師も
演習データのエラーに悩みます

熊本高専からは遠隔授業で参加


全員がサーキットデザインを
楽しみながら学んでいます

 

〇●〇授業担当 石川准教授からのメッセージ〇●〇

通常、ツールの利用方法、授業を含めて1年間ぐらいで実施するところを90分✕2回という無茶なお題でも、やる気を持って取り組んでくれた道音君、そして楽しそうに授業に取り組んでくれている20人に称賛を送ります。トランジスタを1つ配線をするだけでも結構かかるという時間見積もりがとても大切ということをみんなわかってくれて嬉しいです。教えるためには相当な知識と技術、そして、準備が一番大切ということがわかってもらえたかと思います。

「半導体・集積回路設計は確かに難しい、でも、失敗してもいいからチャレンジしよう♪サーキットデザインを楽しもう!ここにいる20人の天才が講師となって、日本の地域・社会や産業を担う子供たちに夢と勇気を与えていこう!」