2024年1月29日(月)、大牟田市イノベーション創出拠点aureaで、COMPASS5.0半導体分野プロジェクト実践校の石川洋平准教授(有明工業高等専門学校)が提唱する「サーキットデザイン教育」の普及に関して、学生・社会人(+オンライン)を交えたケースディスカッションが実施されました。「ケースメソッドをつかって実践的な学びで論理的思考を身に付ける3日間」と題して3回に渡って開催された本ビジネスセミナーでは、半導体・集積回路産業の地域での展開や、その中で最も重要な「人財育成」に関する話を参加者が事前にケース教材を読み込んでディスカッションしました。
3回の講座では、第1回目が論理的思考と問題解決、そして、第2回目が起業家精神とリーダーシップ、そして、その基本を活かして第3回目に「サーキットデザイン教育」を普及させるためにはどうすればよいか?という一連の流れで楽しく終了しました。
参加者からは、ターゲットを社会人とした場合、ドラマ仕立てにして身近に感じてもらう。という発表や、メタバース上で一つのものを作り上げていくような仕組みを導入してコンテスト形式や賞金、商品化までを考えるような内容を取り込めば普及につながるなどの意見が出ました。
年齢等に関係なく、様々な視点から半導体・集積回路を「サーキットデザイン」と読み替えて、楽しく話すことができるコミュニケーションの場として今回の講座はとても有意義なものになりました。ケース教材・マンガを用いたサーキットデザイン教育にご興味があられましたらお気軽にお問い合わせください。
○本ビジネスセミナーの開催チラシはこちらから