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高専ロボコン2026九州沖縄地区大会にて八代Aが準優勝し、全国大会に出場します。(10/4)

令和8年10月4日(日)、鹿児島県霧島市のユピテルフィールドパーク霧島にて高専ロボコン九州沖縄地区大会が開催され、九州沖縄地区9高専の計20チームがロボット製作・制御技術を競いました。

競技課題「高専杯 雑巾投擲選手権」

1台のロボットを用いて3分の競技時間でフィールドに置かれたバケツや机、のぼりに雑巾を投げ込む競技です。

それぞれに獲得点数が異なり、合計点が高いチームが勝利となります。試合途中から投入されるスーパー雑巾は点数が2倍、一発逆転の可能性があります。

いかに高い精度で雑巾を投げ込むことができるか、何を狙って投げ込むか、ロボットの高い精度とチームの戦略が勝利の鍵となります。

本校からは、両キャンパスそれぞれ2チームの計4チームが参加しました。決勝トーナメントに八代A・熊本A・熊本Bの3チームが進出し、八代Aが準優勝・全国大会出場、熊本Aがベスト4、熊本Bがデザイン賞、八代Bが特別賞(ホンダ技研工業株式会社)という結果を残しました。

八代Aチームは今後、全国大会に向けて機体の改良や調整を進め、更なる活躍が期待されます。

大会の様子は、YouTube(高専ロボコン公式) にてご覧いただけます(本校出場試合ハイライトはこちら)。また、地区大会は、NHK総合にて11月8日(日)11:00から放映されます。

出場ロボット紹介

熊本キャンパスAチーム「飛舞熊(とまくま)」

ベスト4

飛舞熊(とまくま)は、雑巾をあらかじめ10枚セットすると、供給から発射までを自動で行うのが特徴です。雑巾を1枚ずつ折り畳む繊細な設計に加え、高い安定性と連続射出性能を実現しました。

予選グループを10-0(有明B)で勝利、0-0(鹿児島B)で引き分け、予選順位5位で決勝トーナメントに進みました。

準々決勝では、熊本Bとの同校対決となりました。試合序盤は両チームとも相手との距離を保ちながら得点を許さない慎重な戦いを展開しましたが、試合中盤、熊本キャンパスAチームが相手ロボット上部の移動バケツへの投入、一度はバケツ内に収まったものの、惜しくも試合終了間際に外へ落下しました。最終的には審査員判定の結果、勝利しました。

準決勝では、予選順位1位の大分Bと対戦しました。相手が固定バケツや旗を狙って着実に得点を重ねる中、 熊本Aも移動バケツへの投入を狙い反撃を試みました。

R8年度高専ロボコン九州沖縄地区大会熊本Aチーム①

試合終盤には得点が2倍となる「スーパー雑巾」を用いて逆転を狙いましたが惜しくも得点には結びつかず、0対310(大分B)で敗退となりましたが、ベスト4入りを果たしました。

熊本キャンパスBチーム「六射還(むしゃがえし)」

デザイン賞

六射還(むしゃがえし)は、ロボットの移動を担当する操縦者と雑巾の射出を担当する操縦者の緻密な連携によって性能を発揮することが特徴です。また、高い再現性を持つ射出機構により、同じ目標に対して繰り返し正確に雑巾を投入できる高精度なロボットに仕上げました。

予選グループを125-0(久留米B)で勝利、40-0(佐世保B)で勝利し、予選順位4位で決勝トーナメントに進みました。

準々決勝では 熊本A との同校対決となり、序盤は互いに得点を許さない緊迫した展開となりました。0-0のまま試合終了となり、審査員判定の結果、惜しくも敗れました。

しかしながら、ロボットデザインにおいて、熊本城の石垣に見られる「武者返し」をモチーフとして採用した独創性が高く評価され、デザイン賞を受賞しました。

地域の特色を取り入れながら機能性を両立させたロボットは、多くの観客や審査員の注目を集め、競技成績だけでなく、ものづくりにおける創意工夫が評価されたチームとなりました。

R8年度高専ロボコン九州沖縄地区大会熊本Bチーム①

八代キャンパスAチーム「投げ飛ばしのスパゲッティ」

準優勝・全国大会出場

バケツ、机、のぼりのそれぞれに特化した3種類(ベルト、ローラー、定荷重バネ)の射出機構を持つとともに、自機に取り付けられたバケツに入れられないよう上下させる機構や相手がバケツに入れた雑巾を回収する機構など、オールラウンドに戦うことができるロボットです。

予選グループを66-0(都城A)、100-65(沖縄A)で勝利し、決勝トーナメントに進みました。

準決勝では、雑巾を集中的にのぼりに掛けて大量得点を狙う大分Aに対し、試合終了間際で高得点のスーパー雑巾をのぼりに掛け、220-105で逆転勝利しました。

決勝戦では、スーパー雑巾をのぼりに掛け、合計220点獲得と奮闘しましたが、大会最高得点である770点を獲得した大分Bに敗れ、準優勝となりました。

表彰式では、ローラーによる手裏剣のような回転投げなど、バランス良く作られた3種類の射出機構でオールラウンドの活躍を見せたことが評価され、審査員推薦枠での全国大会出場権を勝ち取りました。

八代キャンパスBチーム「創史当番(そうじとうばん)」

特別賞(ホンダ技研工業株式会社)

定荷重バネを使った4本の射出機構とシートの急展開でスーパー雑巾を打ち出す射出機構を持ち、のぼりへの複数枚の雑巾がけによる大量得点を目指したロボットです。

予選第1試合では、試合終盤に射出したスーパー雑巾がのぼりに一瞬掛かったものの、勢いで落下し、0-320で鹿児島Aに敗退しました。

予選第3試合ではでは競技時間内にスーパー雑巾を2枚投げるものぼりに掛けることができず、5点バケツに2枚入れられて、0-10で佐世保Aに惜敗しました。

表彰式では、スーパー雑巾の射出機構をシートの素材選びやバネの調整にこだわりを持って実現した点を評価され、特別賞(本田技研工業)を受賞しました。

大会の様子(ロボコン公式YouTube)

競技ルール説明


熊本A

予選Bグループ第1試合 熊本A-有明B
予選Bグループ第4試合 熊本A-鹿児島B
準々決勝 熊本B-熊本A
準決勝第2試合 大分B-熊本A

熊本B

予選Cグループ第2試合 熊本B-久留米B
予選Cグループ第4試合 佐世保B-熊本B
準々決勝 熊本B-熊本A

八代A

予選Aグループ第2試合 八代A-都城A
予選Aグループ第4試合 沖縄A-八代A
準決勝第1試合 八代A-大分A
決勝 大分B-八代A

八代B

予選Eグループ第1試合 八代B-鹿児島A
予選Eグループ第3試合 八代B-佐世保A