令和7年6月18日(水)、第34回くまもと環境賞の表彰式が行われ、八代キャンパスのリベラルアーツ教育が奨励賞(くまもと環境教育賞)の表彰を受けました。
くまもと環境賞は、より豊かな環境の保全・創造に関する活動に顕著な功績があった団体・個人を讃え、その活動の一層の発展を図るとともに、その活動をより多くの県民に広げ、生活の豊かさと環境が調和したより豊かな環境の保全・創造に資することを目的に、平成4年から実施されており、今回で34回目となります。
くまもと環境賞には、くまもとゼロカーボン賞、くまもと循環型社会賞、くまもと自然共生賞、くまもと水の国賞、くまもと環境教育賞の5つの部門賞が設けられています。奨励賞は「くまもと環境賞」に選考されなかったものの中で、特に、今後の発展性が期待できる取組が表彰されるものです。
今回評価された主な功績
- 環境問題(地球温暖化・SDGs・脱炭素等)の解決に貢献できる人材を育成するための環境教育「八代モデル」を構築し、学生が環境問題に取り組む力の育成、地域循環共生圏の実現に寄与する人材を育成することを目的の一つとして活動している。活動は学内の机上の理論や想像だけに留まらず、地域住民とつながり社会実装に向けて取り組んでいる。
- 「八代モデル」では、学生(学習者)が主体となって学びを進めるリベラルアーツ教育をフィールドとして、答えのない問題や課題テーマを学生自身が探索する。探索は、デザイン思考に基づいて、学生グループによる主体的、創造的な活動によってその解決に取り組んでいる。(※デザイン思考:対象とするユーザーを理解したうえで「本当にユーザーが望むものか？」を考慮しながら解決策を探る)
本件に関する記事が、熊本県のWebサイトにも掲載されています。あわせてご覧ください。
【外部サイト：熊本県】第34回くまもと環境賞表彰式を開催しました！
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/49/238993.html
