令和3年12月11日(土)、福島県楢葉町の日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センターにて第6回廃炉創造ロボコンが実施され、本校から出場したチームが特別賞(アトックス賞)を受賞しました。
今回の競技課題は、福島第一原子力発電所原子炉建屋内の高線量エリアの遠隔高所除染を想定したものです。ロボットがスロープなどのある競技フィールド内を移動し、高さ2.7m・幅1mの壁の上部の汚染部分を除染する(指定のペンで壁に設置されている模造紙を塗りつぶす)課題に挑みました。
本校のチームは、ロボットの車輪にサスペンションを搭載し、動滑車を利用した展開機構や回転しながら模造紙を塗りつぶす機構を実現しました。除染工法が良く考えられており、精度が高かった点が評価され、特別賞を受賞しました。
【外部サイト】第6回 廃炉創造ロボコン
https://fdecomi.fukushima-nct.ac.jp/
特別賞(アトックス賞)
チーム名 :除染王
ロボット名:NULL
メンバー :制御情報システム工学科4年 堤哲之介・中川岬・笹原征南
指導教員 :制御情報システム工学科 加藤達也
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熊本日日新聞 (令和4年1月29日付22面)
「回転しながら除染 いいね! 廃炉創造ロボコン 熊本高専が特別賞」(PDF:747KB)
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