高専ロボコン2021九州沖縄地区大会で八代Aチームが優勝、熊本Bチームが準優勝しました。(10/17)

2021.10.20 2021.11.29

令和3年10月17日(日)、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2021 九州沖縄地区大会」がオンラインで開催されました。9高専から計19チームが出場し、ロボット製作・制御技術を競いました。

本大会の競技課題は『超絶機巧(すごロボ)』で、自分たちがこだわってきた技術、挑戦してみたい新しい技(ワザ)を徹底的に追求し、「すごい! 技のロボット」を製作するというテーマです。「このロボット、いいね!」「このロボット、欲しい!」「このロボット、すごい!」と思ってもらえるパフォーマンスを見せることが、採点のカギとなります。

本校からは、両キャンパスそれぞれ2チームずつ、計4チームが参加し、八代キャンパスAチームと熊本キャンパスBチームが満点の40点を獲得しました。審査員による判定の結果、八代キャンパスAチームが優勝、熊本キャンパスBチームが準優勝となり、両チームそろって全国大会へ出場することになりました。また、37点を獲得した八代キャンパスBチームは、アイデア賞を受賞しました。

八代キャンパスAチーム「AquaMarine(アクアマリン)」

優勝・全国大会出場

フープ・ジャグリング・リボン・玉乗りをおこなう3台のロボットと選手が共演しました。大会のトップバッターとしてのパフォーマンスで練習通りのほぼ完璧な演技を見せ、40点満点で優勝し、全国大会出場を決めました。

熊本キャンパスBチーム「ゴリラ3(ゴリラサンジョウ)」

準優勝・全国大会出場

ゴリラロボットがメンバーと一緒にバスケットボールを披露しました。メンバーからパスを受け取り、ゴールの位置を認識して距離に合わせたシュートを打ち、3回中2回シュートを決めることができました。画像処理や距離の調整の技術を評価され、40点満点で準優勝し、全国大会出場を決めました。

八代キャンパスBチーム「RUN ONE わん!(らん わん わん!)」

アイデア賞、特別賞(マブチモーター)
全国大会出場 (競技委員会競技委員推薦枠:11/9決定)

リアルな犬のロボットと射出移動機構ロボットの2台の連携で、犬が走ったり、ジャンプしたり、宙返りしたりとアクロバティックな演技を行います。3つのハードルジャンプを見事に成功させ、宙返りはあと一歩でしたが、37点を獲得しました。総合5位で、アイデア賞及び特別賞(マブチモーター)を受賞しました。

熊本キャンパスAチーム「たけし君」

ロボットにとって最も意味のない「筋トレ」をすることで見ている人に楽しんでもらう人型ロボットでした。メンバーの体を採寸し、とてもリアルでスタイリッシュなフォルムを実現しました。残念ながら、本番前に壊れてしまい動かすことはできませんでしたが、元気にアブローラをしていた「たけし君」の姿を動画で披露しました。


本件に関する記事が新聞に掲載されました。下記よりPDFファイルをご覧いただけます。

電波新聞(令和3年10月20日付7面)
「高専ロボコン九州沖縄地区大会 熊本高専八代A優勝 満点が2チーム」(PDF:193KB)

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