令和6年11月2日(土)~3日(日)、徳島県阿南市の阿南高専で「繋」をメインテーマに「第21回全国高専デザインコンペティション(デザコン2024 in 阿南)」(主催:一般社団法人全国高等専門学校連合会) が開催されました。
デザコンは、「人が生きる生活空間を構成するための総合的技術」としてのデザインを競い合う大会です。全5部門のうち、「空間デザイン部門」の今年のテーマは「タテ×ヨコ」で、災間を生き抜く空間デザインの提案が求められました。
空間デザイン部門には全国から112作品の応募があり、事前の予選審査により本選に出場する11作品が選ばれました。本校からは11作品を応募し、そのうち以下の1作品が予選を通過し、当日の本選に臨み、三菱地所コミュニティ賞を受賞しました。
「私の集落は柑橘色」
三菱地所コミュニティ賞
建築社会デザイン工学科4年 江藤直太郎
建築社会デザイン工学科4年 田中丈裕
建築社会デザイン工学科4年 德本豪海
建築社会デザイン工学科4年 光永愛実
田浦町の海に面し山に囲まれた集落において、地形などの条件を分析した上で、衰退しつつあるみかん栽培や漁業の資源であるモノラックや港などを日常時と災害時に活用することで、想定される2つの異なる災害に備える提案です。審査員からは住民の全てが助かることができる防災的に優れた提案であるという評価を頂きました。