2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードTE513
科目名知的生産学(Intellectual Property Right) 単位数1単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科対象学年5開講期間集中講義
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数(単位時間)15  
教員名(所属)
高宮 章教員室
1号棟1階(非常勤講師室)
使用教科書
プリント,電子データの配布
参考書
「ヒット商品はこうして生まれた」日本弁理士会
科目の位置付けと
関連科目
卒業研究など,研究開発を行う上で,知的財産権や特許に関する理解を深め,今後の研究開発を行う中で,その必要性と重要性を身に付けさせる科目である.
科目の概要弁理士を講師に迎え,知的財産,特に特許に関する講義を行う.次に,PCを用いた特許検索方法を説明し,演習により理解を深める.その後,特許出願に必要な書類の作成について学び,具体的に書類作成演習を行い,全体を通して知的財産の重要性を学ぶ.
授業方針1. 知的財産権の重要性を理解する.
2. 特許の検索法を理解し,具体的な例を検索し調べることができる.
3. 特許出願に必要な書類作成に必要な事項を理解し,基礎的な書類を作成できる.

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

知的財産権について
2
知的財産権の重要性を理解し,説明できる.
特許検索法
4
PCを用いた特許の検索法について理解し,説明できる.
特許出願書類の作成
4
特許出願書類の作成の基本を理解し,簡単な書類を作成することができる.
レポート作成
5
特許検索法や特許出願書類に関するレポートを作成する.

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

知的財産権の重要性知的財産権の重要性を完全に理解できている.知的財産権の重要性を理解できている.知的財産権の重要性を殆ど理解できない.
特許の検索法と具体的例の検索特許の検索法を完全に理解し,具体的な例を正確に検索し調べることができる.特許の検索法を理解し,具体的な例を検索し調べることができる.特許の検索法を殆ど理解できなく,具体的な例を検索し調べることができない.
特許出願に必要な書類作成特許出願に必要な書類作成に関する事項を完全に理解し,基礎的な書類を正確に作成できる.特許出願に必要な書類作成に関する事項を理解し,基礎的な書類を作成できる.特許出願に必要な書類作成に関する事項を殆ど理解できなく,基礎的な書類を作成できない.
評価方法及び
総合評価
特許検索や特許出願書類作成に関する筆記試験およびレポートを総合して評価し,
60%以上の得点で合格とする.
学習方法講義で学んだことを,特許の検索や簡単な書類を作成して,演習やレポート作成を行うことによって,実際の方法を身に付ける.
学生への
メッセージ
実務をされている弁理士による講義です.皆さんの将来必ず役に立つ知識ですので,しっかり学びましょう.
学修単位への対応本科目は学修単位である.調査・レポート作成など,放課後・家庭でのべ30時間の自学学習が課せられる.
本校教育目標との対応
(5)
JABEE学習教育目標との対応
E-1(○)