科目コード | TE406 | ||||
科目名 | 応用プログラミング(Application Programming) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 情報通信エレクトロニクス工学科 | 対象学年 | 4年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 専門基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義 | 規定授業時数(単位時間) | 60 |   | |
教員名(所属) | 新谷 洋人(情報通信エレクトロニクス工学科) | 教員室 | 1号棟3階 | ||
使用教科書 | ・高橋友一「Javaで学ぶオブジェクト指向プログラミング入門」 サイエンス社 ・独自に作成したWebClass上の資料 | ||||
参考書 | ・「スタートアップJava」,技術評論社 ・「初めてのPython」,O'Reilly Japan | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | 関連科目:情報基礎工学,プログラミングI,プログラミングII(本科目は各種情報系資格試験において,必須となる内容を含むものである) | ||||
科目の概要 | マルチプラットフォームで動作可能なJava,Pythonを用いた,オブジェクト指向のプログラミング技術を取得する.目的に応じたプログラミングができるようになる. | ||||
授業方針 | 1. オブジェクト指向プログラミングの基本概念を理解し,クラス設計ができる 2. Javaによる基礎的なGUIの設計ができる 3. Java等のC言語系列の言語と,Python等のスクリプト言語の違いを理解している 4. Pythonを利用した科学技術計算を行うことができる |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 本授業の概要,進め方,評価方法を把握する. | |
オブジェクト指向プログラミングとは | オブジェクト指向型の基本的考え方と特徴を説明できる. | |
Javaプログラムの基本構成 | Javaプログラムの基本的な構成について説明でき,簡単なプログラミングができる.また,C言語でかかれた簡単なプログラムをJavaで書き直す事ができる. | |
Javaのオブジェクト指向の仕組み | オブジェクトの生成とメソッドの呼び出し方法を理解し,クラスを用いた基礎的なプログラミングができる。 | |
Javaのクラス応用 | 継承やインターフェースなどのクラスの拡張を理解し,それらを利用したプログラミングができる. | |
JavaのGUIプログラミング | コンストラクタ,Swingクラスを用いたGUIクラスの構築ができ,イベントリスナーを用いた簡単なGUIプログラムを作成できる | |
Pythonの基礎 | Pythonで簡単なプログラムを作成するために必ず知っておかなければならない基本事項を理解している | |
Pythonのデータ型 | データベースを利用したプログラミングのために必要なデータ型に関する項目を理解している | |
Pythonのオブジェクト指向プログラミング | Pythonでのオブジェクト指向プログラミングの書き方を理解している | |
Pythonの拡張 | Pythonで利用できる各種組み込みモジュールについての基本事項を理解し,利用することができる | |
Pythonの応用 | Pythonを利用した実践的なプログラムを行うことができる |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
オブジェクト指向プログラミング | オブジェクト指向の概念を理解し,応用したプログラムを効率よく作成することができる | オブジェクト指向の概念を理解している | オブジェクト指向を理解していない |
Java | Javaの基本的事項を説明することができ,応用したプログラムを,実用的なレベルで作成することができる | Javaの基本的事項を理解し,プログラミングを行う事ができる | Javaのプログラミングを行う事ができない |
Python | Pythonの基本的事項を説明することができ,応用したプログラムを,実用的なレベルで作成することができる | Pythonの基本的事項を理解し,プログラミングを行う事ができる | Pythonのプログラミングを行う事ができない |
評価方法及び 総合評価 | 評価は40%をレポートおよび演習問題で行い,60%を定期試験にて行う.レポート,演習問題の提出遅れは1日毎に当該レポート及び演習点からおよそ10%ずつ減点する.各試験期間ごとに100点満点の評価を行い,途中及び総合評価はそれまでの平均点で算出する. |
学習方法 | 講義中に毎回演習課題を提示する.これを指定の期限までに完成させ,提出する.この繰り返しで達成目標を習得していく.情報系の科目は関連する項目が多岐に渡るため,必要に応じて示す資料により学習を進める |
学生への メッセージ | 授業および演習は「TEコンピュータ演習室」で実施する.履修者は、プログラミングI,IIで学習した構造体を理解していることが望ましい.授業に対する質問などは、授業中だけでなくメールや教員室への訪問でも随時受け付ける. |
学修単位への対応 | レポート及び課題により45時間程度の自学自習時間を確保する. |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |