科目コード | TE305 | ||||
科目名 | 電子計測(Electronic Measurements) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 情報通信エレクトロニクス工学科 | 対象学年 | 3 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 専門基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 |
授業形式 | 講義 | 規定授業時数(単位時間) | 60 |   | |
教員名(所属) | 西山英治(情報通信エレクトロニクス工学科) | 教員室 | 西山(1号棟3階) | ||
使用教科書 | 改訂電磁気計測、菅野允、電子情報通信学会、コロナ者 | ||||
参考書 | 若山芳三郎 著「電気計測入門」 啓岳出版岩崎 俊 著「電磁気計測」 コロナ社 | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | 本授業内容は電気技術者の多くの資格試験に関連する科目である。 | ||||
科目の概要 | 電気計測は電気技術者として、必要な基礎的計器について述べ、計測に関する基本的な知識及び測定器の構造・動作原理・使用法等について講義する。また、3、4年生の電気実験で取り扱う各種電気量の測定方法についても講義する。 | ||||
授業方針 | 電気計測は基礎電気学及び基礎電気実験を基にした科目であり、電気量である電圧、電流、抵抗、電力、波形、容量等を測定するアナログ計器及びディジタル計器について、その構造 |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
測定の基礎 単位と標準 | 電気測定に関わらず測定に基本的な事柄をまとめることができ、関係する用語の意味を正しく理解し、測定の成り立ちと実際との関係を知ることができる。測定に必要な標準量および単位をを決める方法について理解する。 | |
電圧・電流・抵抗・インピーダンスの測定 | 電圧計、電流計および零位法用いた測定法、インピーダンスの測定法について理解できる。また、ディジタル計測技術について理解できる。 | |
電力・電力量の測定 | 電力は電圧・電流の積で示されるが交流は力率が生じるために複雑な取扱いが必要である。この章では、測定原理・手法を正しく理解し測定手法が理解できる。また、電力伝送の基礎およびそれらの測定法について理解できる。 | |
歪率の測定 | 歪率およびスペクトルの測定は、フーリエ級数展開することにより理解が可能である。フーリエ級数展開の計算が理解できる。 |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
測定の基礎 単位と標準 | 電気測定に関わらず測定に基本的な事柄の詳細をまとめることができ、関係する用語の意味を正しく理解し、測定の成り立ちと実際との関係の原理を知ることができる。測定に必要な標準量および単位をを決める方法について詳細を含め理解する。 | 電気測定に関わらず測定に基本的な事柄をまとめることができ、関係する用語の意味を正しく理解し、測定の成り立ちと実際との関係を知ることができる。測定に必要な標準量および単位をを決める方法について理解する。 | 電気測定に関わらず測定に基本的な事柄をまとめることができず、関係する用語の意味を正しく理解し、測定の成り立ちと実際との関係を知ることができない。測定に必要な標準量および単位をを決める方法について理解できない。 |
電圧・電流・インピーダンス・ディジタル計測機器 | 電圧計・電流計の測定原理および零位法用いた測定法、インピーダンスの測定法について詳細を理解できる。また、ディジタル計測技術についてその原理・応用を理解できる。交流電力の測定原理・および応用が理解できる。また、電力伝送の基礎およびそれらの測定法について原理ができる。 | 電圧計・電流計の測定原理および零位法用いた測定法、インピーダンスの測定法について理解できる。また、ディジタル計測技術について理解できる。 | 電圧計・電流計の測定原理および零位法用いた測定法、インピーダンスの測定法について理解できない。また、ディジタル計測技術について理解できない。 |
電力・電力量の測定 | 交流電力の測定原理・および応用の詳細が理解できる。また、電力伝送の基礎およびそれらの測定法について原理から応用まで理解できる。 | 交流電力の測定原理・および応用が理解できる。また、電力伝送の基礎およびそれらの測定法について原理ができる。 | 交流電力の測定原理・および応用が理解できない。また、電力伝送の基礎およびそれらの測定法について原理ができない。 |
周波数の測定 | 歪率およびスペクトルの測定は、フーリエ級数展開することにより理解が可能である。フーリエ級数展開の計算が偶関数・奇関数・対称関数のにおいて理解できる。 | 歪率およびスペクトルの測定は、フーリエ級数展開することにより理解が可能である。フーリエ級数展開の計算が理解できる。 | 歪率およびスペクトルの測定は、フーリエ級数展開することにより理解が可能である。フーリエ級数展開の計算が理解できない。 |
評価方法及び 総合評価 | 4回の試験の平均値で評価する。なお理解度が60%以上で合格とする。 |
学習方法 | 本科目は、電気技術者の多くの資格試験に関連する専門基礎科目である。 |
学生への メッセージ | 質問は、講義中含め随時受け付けます。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |