| 科目コード | TE203 | ||||
| 科目名 | プログラミングⅠ(Computer Programming I) | 単位数 | 3単位 | ||
| 対象学科 | 情報通信エレクトロニクス工学科 | 対象学年 | 2年 | 開講期間 | 通年 |
| 科目区分 | 基盤科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 |
| 授業形式 | 講義 | 規定授業時数（単位時間） | 90 | ||
| 教員名（所属） | 新谷洋人（情報通信エレクトロニクス工学科）永田和生（情報通信エレクトロニクス工学科） | 教員室 | 1号棟3F | ||
| 使用教科書 | WebClass上の自作資料 | ||||
| 参考書 | 図書館等にあるC言語初心者向けの参考書 | ||||
| 科目の位置付けと 関連科目 | 関連科目：情報基礎工学，プログラミングⅡ本科目は，ITパスポート試験，基本情報技術者試験において必須となる項目を含んでいる | ||||
| 科目の概要 | 本講義では，構造化プログラミング言語の一つであるC言語について学ぶ。本言語は高級言語の一つでありながら，低級言語に近いハードウェア寄りの処理が可能なため，マイコンの組み込みソフトウェアからスーパーコンピュータを用いた大規模数値計算まで幅広く用いられている．本講義では代表的な構造化言語であるC言語を学習し，プログラミングの基礎を身につける．主に実用上必須となる制御構文，関数，配列，入出力，ポインタ，構造体について重点的に学習する． | ||||
| 授業方針 | １. 構造化プログラミングの基本を理解し説明できる． ２．自作関数の仕組みを理解説明できる． ３．ポインタを理解し説明できる． ４．構造体を理解し説明できる． ５．アルゴリズムの設計ができ，プログラムできる． | ||||
授業項目 | 時数 | 達成目標（習得すべき内容） |
| ガイダンス | 本授業の概要，進め方，評価方法を把握する． | |
| プログラムに最低限必用なこと | キーボードからのデータ入力，基本的な演算，及び基礎的な制御構文の書式を理解し，簡単な演算を行うプログラムを一から自力で記述することができる． | |
| 関数 | 一連の作業をまとめたプログラムである関数において，その書式・戻り値・自動変数・外部変数を違い理解し，区別して使用できる． | |
| 配列 | 変数の集合体である配列の特徴・書式・型式を理解し，プログラム上で有効利用できる． | |
| ファイル入出力 | ファイルの作成・入出力方法を理解し，プログラム上で使用できる． | |
| ポインタ | ポインタへを理解し，利用することで効率的なプログラムを作成できる． | |
| 構造体 | 構造体を理解し，利用することで効率的なプログラムを作成できる． | |
| プログラムの応用 | これまで学んできた事項を応用し，文章などで説明された決まり事をプログラムに落としこむことができる． |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| プログラムの基礎 | プログラミングの基本事項を理解し，if,for,whileや，基本的なc言語の関数を利用して実用的なプログラムを書くことができる | プログラミングの基本事項を理解し，参考となるプログラムを見ながらであればプログラムを作成することができる | プログラムの基本事項を理解していない |
| 配列 関数 | 配列，関数の仕組みを理解した上で，実践的で効率のよいプログラムを自分で考えながら構築することができる | 配列，関数の仕組みを理解し使うことができる | 配列，関数を理解していない |
| ポインタ 構造体 | ポインタと構造体を利用したプログラミングを，機械上で実行されるときの振る舞いを意識しなら行うことができる | ポインタと構造体を利用したプログラミングを行うことができる | ポインタと構造体を利用したプログラミングを行うことができない |
| 各項目を応用したプログラミング | C言語の各項目を理解し，提示された問題を解決するためのプログラムを自力で行うことができる | C言語の各項目を理解し，参考となるプログラムがあれば，問題解決のためのプログラム作成ができる | C言語の各項目を応用したプログラムができない |
| 評価方法及び 総合評価 | 筆記及び課題にて評価する．尚，提出がない課題については0点となるので注意すること．四半期毎に，筆記60点/課題40点で評価し，最終評価はそれらの平均点でおこなう． |
| 学習方法 | 講義及び演習により進めていく．課題については講義内容をきちんと理解していれば解けるレベルの内容とするため，自力で解けないものがあった場合は必ず質問をして解消すること． |
| 学生への メッセージ | 本科目は，１年次開講科目の情報基礎工学の中で学んだC言語の続きとなる科目であるため，C言語の基礎は理解した上で受講することが望ましい．C言語は構造プログラムの基礎であるためソフトウェア技術者希望の学生でなくともきちんと理解しておくこと．授業に対する質問などは、授業中だけでなくメールや教員室への訪問でも随時受け付ける． |
| 学修単位への対応 | 該当なし |
| 本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 | ||||