2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK308
科目名国際・異文化理解 単位数1単位
対象学科全学科対象学年3開講期間集中講義
科目区分特別選択科目必修・選択選択履修/学修履修
授業形式講義規定授業時数30  
教員名(所属)
高専教員及び海外協定校教員教員室
使用教科書
担当教員作成による資料配付
参考書
『身近なことから世界と私を考える授業』(開発教育研究会)
『新・貿易ゲーム 経済のグローバル化について考える』(開発教育研究会)
『世界をめぐる電子ゴミ』(NPO法人 アジア太平洋資料センター)
外務省ホームページなど
科目の位置付けと
関連科目
 
科目の概要世界の諸地域の人々との相互依存関係にあることを認識し、共生・共存のために文化の多様性と豊かさを肯定的に捉えることと、世界における日本、日本における世界との関係を考える。
授業方針異文化理解とその活用力について知るために次の3項目を具体的な目標とする。
(1)多様な文化、多様な価値観の際の存在を理解し説明できる。
(2)上記の「差異」について柔軟な対応とは何かを説明できる。
(3)「差異」を認識し、相乗効果を引き出すことの重要性を説明できる。

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
1
到達目標、評価法、履修の注意などを理解する。
国際(異文化)理解の重要性、概要について
製造業における国際関係
日本企業のサプライチェーンを調べ、海外依存度について説明できる
異文化コミュニケーション
異なる文化背景を持つ人々がコミュニケーションをする場合に起きる問題について説明できる。
世界の宗教
イスラム文化様式について調べ、オリエンタリズムや西欧社会との違いについて説明できる。
環境問題と国際化
電子機器廃棄物、パームプレンテーションから環境問題と国際化について説明できる。
研修旅行訪問国
研修旅行で訪問する国に生活する人々の生活様式と教育制度について日本との比較から説明できる。
国際協力とその必要性
日本のODAとその必要性について事例を挙げ説明できる。
基礎英会話
海外研修時に役立つ英会話力を身に付ける。

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

評価方法及び
総合評価
課題発表とレポートにより評価する。
評価の比率は課題発表が50%、レポート50%とする。
総合評価の得点率が60%以上を合格とする。
学習方法この講義はPBL方式を導入して行うため、チーム内の協調や課題の解決方法に関する発表などが要求される。
学生への
メッセージ
 
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
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