2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK109B
科目名芸術(音楽)(Art education) 単位数2単位
対象学科全学科対象学年1年開講期間半期
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式実習(座学含む)規定授業時数(単位時間)60  
教員名(所属)
河田勇一(共通教育科) 教員室
1号棟 1F非常勤講師室
使用教科書
自作プリント使用
参考書
 
科目の位置付けと
関連科目
美術と関連して芸術を学ぶ
科目の概要1回の授業の半分を歌の時間に充て、表現の楽しさ、喜びを味わわせる。残り半分を理論に充て、音楽の基本的内容について講義する。
授業方針授業は、歌と基礎的な音楽理論を中心に進める。教科書は使用せず、歌は学生のリクエストを主体とする。理論は、ポピュラー音楽に不可欠なコードネームについて講義する。

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

1.歌唱、鑑賞
26
正しい発声、口の開け方、姿勢に留意しながら大きな声で楽しく歌う。歌う曲を鑑賞することで、表現の仕方、フィーリング等を感じ取る。
2.音符、休符
4
音符、休符の長さを正しく理解できる。
3.リズム、拍子
6
色々な拍子のリズムを創作できる。
4.音部記号、大譜表
4
音階を理解し、階名読みができる。
5.3度音程
4
音程、中でも3度音程を理解できる。
6.コードネーム
8
基本的な3和音からセブンスコードまでを理解できる。
7.公開歌唱実技
2
授業時間に公開で一人ずつ歌唱する。

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

音符、休符、りズム、拍子音符、休符の長さを理解し、躍動感のあるリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解し、拍子に合ったリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解できず、拍子に合わないリズムを創作してしまう。
音部記号、大譜表、音名楽譜のメロディーをリズム通り階名読みができる。楽譜のメロディーの階名読みができる。楽譜のメロディーの階名を間違えて読む。
1度から3度までの音程、コードネーム音程を理解し、メロディーにコードネームが付されただけの楽譜で演奏できる。音程を理解し、コードネームを見て使用される基本的な音が分かる。音程が理解できず、コードネームを見ても使用される音が分からない。
歌唱実技クラス全員の前で、大きな声で表情豊かに歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるように歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるか聴こえない程のかぼそい声で歌う。若しくは、音やリズム等をはずしっ放しで歌う。
評価方法及び
総合評価
中間の筆記試験(50%)、期末の歌唱実技試験、及び筆記試験を併せて(50%)評価する。期末の成績の割合は、歌唱実技の得点が7割、筆記試験の得点が3割とする。中間、期末を総合して評価し、60%以上の得点率で合格とする。尚、歌唱実技試験を故意に受けない者は0点とする。なお出欠は美術と通算して算出し、学年総合成績も美術と平均して算出、総合成績の60%以上を合格とする。
学習方法歌唱教材は同時に鑑賞教材にもなる。鑑賞する際は私語を慎み静かに聴くこと。そして、曲のフィーリングやイメージ等をつかみ歌唱に生かすこと。理論は小、中学校で学ぶ内容が土台にあるが、音程等は新たに学ぶことと思われるので、集中して聞くこと。
学生への
メッセージ
学生のリクエストで授業を作っていくので、積極的に取り組んでもらいたい。表現することに躊躇せず大きな声で伸び伸び歌ってもらいたい。配布されたプリントは各自が管理し、授業に必ず持参すること。
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(4)、(6)
JABEE学習教育目標との対応
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