科目コード | LK109A | ||||
科目名 | 芸術(美術)(Art Education) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 半期 |
科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
授業形式 | 実習 | 規定授業時数(単位時間) | 30 |   | |
教員名(所属) | 筒井周二(共通教育科) | 教員室 | 1号棟 2F美術準備室 | ||
使用教科書 | 永井一正他著「高校美術」日本文教出版 | ||||
参考書 | 使用しない | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | 音楽とともに芸術を学ぶ | ||||
科目の概要 | 美術の創造活動を通して美的体験を豊かにし、表現と鑑賞の能力をのばすとともに、美術を愛好する心情を養う。授業は基礎的な内容に重点を置いて実施する。 | ||||
授業方針 | 新鮮な感動、想像による主題の把握ができるようにする。課題の中で多様な見方、表現方法の工夫ができるようにする。意図に応じた材料や用具の活用ができるようにする。美術作品のよさや美しさを感じ取れるようにする。 |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 美術について・履修の意義、目的を理解する。 | |
絵画・風景画 | 観察による主題の新鮮な把握が出来る。色彩や形態を意図的に捉えて表すことが出来る。創造的に主題を追求し、工夫して表現ができる。 | |
デザイン・色や形の基礎練習 | 目的や条件、意図に応じた表し方、色彩、文字、材料や用具、制作方法の工夫ができる。 | |
デッサン | 形態の捉え方を習得できる。明暗、陰影、比例、均衡、動勢などの表現を工夫できる。 |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ガイダンス | 美術を学ぶ目的を積極的に考え、自分なりの考えをもっている。 | 美術を学ぶ目的と考えを、一定程度持ち合わせている。 | 美術を学ぶ目的が不明瞭である。 |
絵画・風景画 | モチーフとなる静物や風景といったものに関心をもち、配置や視点を工夫して構想を練り、主体的に主題を設定して造形的な効果を生かし、創造的に表現している。 | モチーフとなる静物や風景といったものに関心をもち、配置を工夫、主題を追求し表現している。 | 対象となるモチーフを自由に組み立てて画面構成を考えることができない。 |
デザイン・色彩の基礎 | 基礎的な色彩理論を理解し、配色がもたらす効果を知り積極的にデザイン作品に生かすことができる。 | 基礎的な色彩理論を一定程度、理解し、デザイン作品に効果的な配色ができる。 | 基礎的な色彩理論を理解できず、デザイン作品への効果的な配色が概してできない。 |
デッサン | モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である形、明暗、マッスが作品に正確に描写されている。 | モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である形、明暗、マッスが作品に一応描写されている。 | 立体表現に要する形、明暗、マッスが作品の描写表現に乏しい。 |
評価方法及び 総合評価 | 平素の学習に取り組む姿勢や制作過程については、作品50%、姿勢、意欲、鑑賞力50で評価し、さらに作品については課題ごとに評価し、総合評価60%以上を合格とする。作品の完成が遅れた者については減点する。未提出は0点とする。なお出欠は音楽と通算し、学年末成績も音楽と平均して算出し、学年総合評価60%以上を合格とする。 |
学習方法 | 与えられた課題について、真剣に取り組む姿勢を持ち、想像力、創造性をもって時間をかけて取り組む。とくに実技においては様々な参考作品を鑑賞し、美的体験を豊かにする。 |
学生への メッセージ | 本科目は美術の授業を通して、芸術についての美的感性を育み、人間社会、および個人の存在の尊さを学んで貰いたい。実技によって色や形についての感性を体得、理解し、また歴史としての美術の存在の意味、知識を深め、それを日常に生かすことで生活をより豊かにし、潤いのある人間であって貰いたい。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |