2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK103
科目名政治・経済(Politics and Economics) 単位数2単位
対象学科全学科対象学年1年開講期間通年
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義規定授業時数(単位時間)60  
教員名(所属)
永野拓也(共通教育科)
八田茂樹(共通教育科)
教員室
1号棟2F
使用教科書
『詳説 政治・経済』 山川出版社
参考書
「政治・経済用語集」政治・経済教育研究会編 山川出版社
科目の位置付けと
関連科目
2年以降の社会系科目の基礎。関連科目は地理・世界史・倫理A・日本史・経済学・社会学・哲学・法学
科目の概要政治分野では、次の各項目に関わる基礎的内容を解説する。1.民主政治の基本原理 2.日本国憲法と民主政治 3.日本の政治制度 4.現代日本の政治 5.現代の国際社会 
経済分野では、次の項目に関わる基礎的内容を解説する。6.現代経済の仕組み
また政治分野・経済分野に関して、論述課題として、テーマを与え、小論文・作文などを作成させる。
授業方針教科書に従い講義を中心に進める。新聞を中心とした主に印刷された報道・情報を収集し、教科書にない時事的な内容も織り交ぜて興味・関心を引くようにする。今日の日本の政治と経済についての基礎的な知識を獲得すると共に、有権者となったとき、積極的に選挙に参加する公民としての意欲を育てたい。また論述課題を通して、与えられたテーマについて、偏見なく他人に伝わるように論じられる論述力を養いたい。

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

1.民主政治の基本原理
6
民主政治の基本原理について理解し、説明するための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。
2.日本国憲法と民主政治
12
日本国憲法の制定過程と日本国憲法の基本原理、新しい人権や情報化社会と人権について理解し、説明のための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。
3.日本の政治制度
14
国会、内閣、裁判所のそれぞれの役割について理解し、説明のための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。
4.現代日本の政治
6
政党政治と選挙について理解し、説明のための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。
5.現代の国際社会
8
国際連合と冷戦終結後の国際社会について理解し、説明のための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。
6.現代経済の仕組み
14
経済主体と価格機構、独占と寡占並びに市場機構の限界、国民所得と国富、景気循環と経済成長、金融政策と財政政策について理解し、説明のための必要な語句として正しいものを判別でき、文章として説明できる。

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

1〜2民主主義そのものの原理、日本の憲法と民主政治について、基礎的な語句を概ね判別でき、文章による説明や、それを用いた論述ができる。民主主義そのものの原理、日本の憲法と民主政治について、基礎的な語句の半数強を判別でき、文章による説明ができる。民主主義そのものの原理、日本の憲法と民主政治について、基礎的な語句の半数弱を判別できるとしても、文章による説明は困難である。
3〜4日本の政治制度と現代の日本の政治について、基礎的な語句を概ね判別でき、文章による説明や、それを用いた論述ができる。日本の政治制度と現代の日本の政治について、基礎的な語句の半数強を判別でき、文章による説明ができる。日本の政治制度と現代の日本の政治について、基礎的な語句の半数弱を判別できるとしても、文章による説明は困難である。
5〜6現代の国際社会と現代経済の仕組みについて、基礎的な語句を概ね判別でき、文章による説明や、それを用いた論述ができる。現代の国際社会と現代経済の仕組みについて、基礎的な語句の半数強を判別でき、文章による説明ができる。現代の国際社会と現代経済の仕組みについて、基礎的な語句の半数弱を判別できるとしても、文章による説明は困難である。
評価方法及び
総合評価
授業項目1〜9から出題する定期筆記試験(80%)と論述課題(20%)で総合評価し、60%以上の得点で合格とする。未提出の論述課題は0点とする。
学習方法まず教科書を何度も読みこむこと。そして大事なところにアンダーラインを引く。次に授業の板書事項や説明事項をよくメモして、自分なりのノートを作成して欲しい。また授業の際は時々、意見を問うので自分の考えを述べる習慣をつけてほしい。試験の前は教科書とノートを良く見返し、復習すること。
学生への
メッセージ
寮生はテレビを見る機会は少ないが、新聞やラジオによるニュースにはふれることができる。できるだけニュースを見る・聞く・読むそして考えるクセをつけてほしい。
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(4)、(5)、(6)
JABEE学習教育目標との対応
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