科目コード | HI508 | ||||
科目名 | 情報環境工学(Information Environment Technology) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 人間情報システム工学科 | 対象学年 | 5 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 専門応用科目 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義(演習含む) | 規定授業時数(単位時間) | 60 |   | |
教員名(所属) | 小山 善文(HI科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 「情報環境工学テキスト」 熊本高専人間情報システム工学科 | ||||
参考書 | ロバート・ヤコブソン著,「情報デザイン原論」 電気大学出版局 情報教養研究会 編著、新情報社会人のすすめ (株)ぎょうせい | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | 情報技術を多角的に捉えられる科目である.情報の基礎技術をベースにしてこの科目を習得することになる. | ||||
科目の概要 | (1)情報環境工学として取り扱う内容として, @ デジタル情報 A情報デザイン Bコミュニケーション C社会情報システム の4分野に絞りその分野の基礎理論と大局的な動向を学び取る. (2)各分野の中で特徴的な項目について演習を行う. (3)上記(1)と(2)から総合的に情報環境工学の本質を学び取る. | ||||
授業方針 | ・座学,演習,外部専門家の講義などを通して多次元的に情報環境工学を習得する. ・情報環境の全体像について,本講義では扱わない情報ネットワークも含めて理解し, 情報環境工学が扱う分野を創造できる思考とスキルの基本を習得する. |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | ||
デジタル情報 | ・画像システムについて説明できる. ・画像システムが設計・評価できる. | |
情報デザイン | ・デザイン工学の概略について理解できる. ・ビジュアライゼーションのデザイン設計ができる. | |
コミュニケーション技術 | ・コミュニケーション技術について説明できる. ・ツールを使ってコンセプト設計ができる. | |
社会情報システム | ・スマートコミュニティ(HEMS,スマートグリッド)システム,ヘルスケアシステム,スマートアグリについて情報技術の関わりを説明できる. |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
デジタル情報処理(デジタル画像処理) | デジタル画像システムについて画質の計算ができ、画像システムが正しく設計・評価できる. | デジタル画像システムについて画像システムが設計・評価できる. | デジタル画像システムについて画像システムが設計・評価できない. |
情報デザイン | デザイン工学の概略について理解でき、ビジュアライゼーションデザイン設計製作が正しくできる. | デザイン工学の概略について理解でき、ビジュアライゼーションデザイン設計製作ができる. | デザイン工学の概略について理解でき、ビジュアライゼーションデザイン設計製作ができない. |
コミュニケーション技術 | コミュニケーション技術について整理して説明でき、ツールを使ってコンセプト設計ができる. | コミュニケーション技術について整理して説明できる. | コミュニケーション技術について整理して説明できない. |
社会情報システム | 超ICTについて整理して説明できる. | ICTについて説明できる. | ICTについて説明できない. |
評価方法及び 総合評価 | ・前期期末,後期期末の成績は,定期試験とレポートそして演習で評価する. ・学年末の評価は,前期中間,前期期末,後期中間,後期期末の成績の平均点とする. ・総合結果により60%以上の得点で目標達成とみなす. |
学習方法 | ・質問は随時受け付ける. |
学生への メッセージ | ・情報技術を社会との関わりから考えられる人材になるために,授業の内容をしっかり考えましょう. |
学修単位への対応 | 本科目は,90分の授業に対して放課後・家庭で90分程度の自学自習が求められます. |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |