2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードHI507
科目名数理情報工学(Mathematical Information Engineering) 単位数2単位
対象学科人間情報システム工学科対象学年5年開講期間通年
科目区分数理情報系専門科目必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数(単位時間)60  
教員名(所属)
縄田 俊則(人間情報システム工学科)教員室
3号棟2階
使用教科書
萩原将文「ニューロ・ファジィ・遺伝的アルゴリズム」産業図書
参考書
電気学会編「学習とそのアルゴリズム」森北出版
科目の位置付けと
関連科目
座学での説明の他は演習中心になるので,ソフトウェア設計系の科目との関連が強い.
科目の概要本科目では,インテリジェントコンピューティングに使用される代表的な手法である,ニューラルネットワーク,ファジィ,遺伝的アルゴリズムについて,その基本原理を学習するとともに,基本的な応用例を演習形式で学習し,各手法の基礎技術の理解と習得を目的とする.
授業方針・ニューラルネットワークに関する基本的な考え方(原理)が理解でき,基本的な問題に応用できる.
・ファジィに関する基本的な考え方(原理)が理解でき,基本的な問題に応用できる.
・遺伝的アルゴリズムに関する基本的な考え方(原理)が理解でき,基本的な問題に応用できる.

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
2
本講義の目的,概要および評価方法を理解できる.
ニューラルネットワークの原理
8
ニューラルネットワークの基本原理が理解できる.
ニューラルネットワークの応用とそのポイント
12
ニューラルネットワークを用いて基本的な問題が解決できる.
ファジィの原理
8
ファジィの基本原理が理解できる.
ファジィの応用とそのポイント
10
ファジィを用いて基本的な問題が解決できる.
遺伝的アルゴリズムの原理
8
遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できる.
遺伝的アルゴリズムの応用とそのポイント
12
遺伝的アルゴリズムを用いて基本的な問題が解決できる.

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

ニューラルネットワークの原理
ニューラルネットワークの応用とそのポイント
・ニューラルネットワークの基本原理が理解できる.
・ニューラルネットワークを用いて基本的な問題が解決できる.
・ニューラルネットワークの基本原理が理解できる.
・ニューラルネットワークを用いた基本的な問題解決手法が理解できる.
・ニューラルネットワークの基本原理が理解できない.
・ニューラルネットワークを用いた基本的な問題解決手法が理解できない.
ニューラルネットワークの応用とそのポイント
ファジィの原理
・ニューラルネットワークを用いて基本的な問題が解決できる.
・ファジィの基本原理が理解できる.
・ニューラルネットワークを用いた基本的な問題解決手法が理解できる.
・ファジィの基本原理が理解できる.
・ニューラルネットワークを用いた基本的な問題解決手法が理解できない.
・ファジィの基本原理が理解できない.
ファジィの応用とそのポイント
遺伝的アルゴリズムの原理
・ファジィを用いて基本的な問題が解決できる.
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できる.
・ファジィを用いた基本的な問題解決手法が理解できる.
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できる.
・ファジィを用いた基本的な問題解決手法が理解できない.
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できない.
遺伝的アルゴリズムの原理
遺伝的アルゴリズムの応用とそのポイント
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できる.
・遺伝的アルゴリズムを用いて基本的な問題が解決できる.
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できる.
・遺伝的アルゴリズムを用いた基本的な問題解決手法が理解できる.
・遺伝的アルゴリズムの基本原理が理解できない.
・遺伝的アルゴリズムを用いた基本的な問題解決手法が理解できない.
評価方法及び
総合評価
【評価方法】基礎レポートで基本原理の理解度を評価し,応用レポートで問題解決能力を評価する.
【総合評価】レポート(100%)にて評価する.3つのテーマ(ニューラルネットワーク・ファジィ・遺伝的アルゴリズム)の基礎レポート,応用レポートを評価し,その平均点を総合評価とする.レポートの提出期限は項目ごとに随時指示する.レポートの提出遅れは,1日ごとに10%減点する.レポートの未提出は,その回の評点を0点とする.総合評価60点以上で目標達成とみなす.
学習方法本科目は,数理的な考え方を学ぶことが目的である.本科目に関する質問は随時受け付ける.
学生への
メッセージ
本科最終学年の科目として,情報収集や課題解決を自発的かつ積極的に行ってほしい.
学修単位への対応90分の授業に対して放課後・家庭で90分程度の自学自習(基礎および応用レポート作成など)が求められます。
本校教育目標との対応
(3),(6)
JABEE学習教育目標との対応
D-1