2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードCI201
科目名基礎電気学U(Basic ElectricityU) 単位数3単位
対象学科制御情報システム工学科対象学年2年開講期間通年
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式講義規定授業時数(単位時間)90  
教員名(所属)
松尾和典,寺田晋也(制御情報システム工学科)教員室
5号棟5階(松尾)5号棟4階(寺田)
使用教科書
「電気基礎(上)」高橋 寛 著 コロナ社「電気基礎(下)」高橋 寛 著 コロナ社
参考書
「電気基礎(上)」宇都宮敏男 著 コロナ社「電気基礎(下)」宇都宮敏男 著 コロナ社
科目の位置付けと
関連科目
電気・電子系専門科目の基礎となる.
科目の概要はじめに,電気磁気の相互作用として,電磁誘導について学ぶ.次いで,交流について学習し,抵抗,インダクタ,キャパシタの各素子についての正弦波交流に対する性質を学ぶ.最後に,記号法を用いた交流回路の計算法を学ぶ.また,実験を行うことで,基礎電気学の理解を深めるとともに,実験機器の取り扱い方,実験報告書の書き方,電気的センスを身につける.
授業方針講義によって理論を身につけるだけでなく,講義内容

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
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電磁力
6
フレミングの左手の法則,モーターのトルクについて理解し,電磁力の大きさを計算できる.ファラデーの法則,レンツの法則およびフレミングの右手の法則を理解する.
電磁誘導
6
フレミングの左手の法則,モーターのトルクについて理解し,電磁力の大きさを計算できる.ファラデーの法則,レンツの法則およびフレミングの右手の法則を理解する.
自己インダクタンス
6
インダクタンスと誘導起電力の関係を用いてインダクタンスを計算できる.
正弦波交流の表し方
8
正弦波交流を表す知識を身につける.また,正弦波交流をベクトルで表現することができる.
基本素子のみの回路
8
R, L, Cのみの回路の電圧,電流の関係をベクトル図で表すことができる.誘導リアクタンス,容量リアクタンスの周波数特性を理解できる.
記号法による簡単な回路の計算
16
交流の電圧,電流,インピーダンスを複素数で表すことができ,記号法を用いて簡単な回路の計算ができる.また,直列共振について理解する.
記号法による交流回路の計算の応用
16
インピーダンスの並列回路,ブリッジ回路,キルヒホッフの法則の応用について,回路の計算ができる.
実験
24
基礎電気学で学んだことを実験を通して理解し,レポートにまとめることができる.また,電子情報系の実験を行うための実験器材を正しく扱うことができる.

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

電磁力と電磁誘導フレミングの左手の法則,モーターのトルクについて理解し,電磁力の大きさを正確に計算できる.ファラデーの法則,レンツの法則およびフレミングの右手の法則を理解し,正確に解くことができる.フレミングの左手の法則,モーターのトルクについて理解し,電磁力の大きさを計算できる.ファラデーの法則,レンツの法則およびフレミングの右手の法則を理解し,解くことができる.フレミングの左手の法則,モーターのトルクについて理解できない.電磁力の大きさを計算できない.ファラデーの法則,レンツの法則およびフレミングの右手の法則を理解できない.
インダクタンスインダクタンスと誘導起電力の関係を用いてインダクタンスを正しく計算できる.インダクタンスと誘導起電力の関係を用いてインダクタンスを計算できる.インダクタンスと誘導起電力の関係を用いてインダクタンスを計算できない.
交流回路R,L,C回路の電圧,電流の関係をベクトル図で表すことができ,RLC交流回路を記号法により計算でき,直列共振現象およびブリッジ回路の平衡現象について正しく理解できる.R,L,C回路の電圧,電流の関係をベクトル図で表すことができ,RLC交流回路を計算でき,直列共振現象およびブリッジ回路の平衡現象について理解できる.R,L,C回路の電圧,電流の関係をベクトル図で表すことができない.RLC交流回路を計算できない.
直列共振現象およびブリッジ回路の平衡現象について正しく理解できない.
電気に関する基礎実験座学で学んだことを実験を通して理解し,レポートにまとめることができる.また,使用する実験機剤を正しく扱うことができる座学で学んだことを実験を通して理解し,レポートにまとめることができる.座学で学んだことを実験を通して理解し,レポートにまとめることができない.
評価方法及び
総合評価
定期試験,小テスト,実験レポート等を総合して評価する.評価の割合は定期試験を70%,その他を30%とする.実験レポートの提出期限は実験実施の1週間後を原則とし,特別な理由がない限り未提出者は評価を0点とする.最終成績の60%以上の得点率で目標達成とみなす.
学習方法 本科目の演習問題などを解く場合,三角関数や複素数などを用いた計算ができることを前提としている.1年次に学習した数学を十分理解しておくこと.
学生への
メッセージ
 本科目は,高学年で学ぶ電子情報系の専門科目の基礎であり,専攻科・大学編入試験,就職試験には必要不可欠な知識である.予習・復習を十分行うこと.授業・試験・実験レポート等に関する全ての連絡事項に注意すること.特に,授業計画などの変更通知は,必要に応じて,授業中または教室の掲示板で行われるので注意すること.
学修単位への対応該当なし
本校教育目標との対応
(3)
JABEE学習教育目標との対応
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